SHIBA INUがメタバース計画を発表、投資家の反応はイマイチ

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 人気ミームコインSHIBA INU(SHIB)の開発チームが、10万以上の土地区画を含む仮想世界である、「SHIB:The Metaverse」というメタバースプロジェクトを予定通り発表した。しかし、投資家はこの発表を良く思っていないようで、SHIBA INUは比較的小さく上昇している。

 UTC(協定世界時)31日7時14分、時価総額15位のSHIBA INUは過去24時間で2.7%上昇。1日で3ケタ台の上昇を遂げたことがあると考えると、これは目覚ましいものではない。

 1週間では13.3%、1カ月で8%、1年で4万8589%上昇。現在1SHIB=0.0000277ドルで取引されている。

 SHIBA INUエコシステムの他の通貨に関しては、Doge Killer(LEASH)は1日で10%近く下落、1週間で26%上昇し、1LEASH=1571ドル。

 Bone(BONE)は1日で1.8%下落、1週間で4%下落し、1BONE=0.7ドルとなっている。

 チームはメタバース計画の詳細を明らかにする中で、10万595の土地区画があり、その一部は非公開になると説明。土地区画は段階的に販売される予定だ。

 最初の段階では、価値に応じて「Silver Fur」、「Gold Tail」、「Platinum Paw」、「Diamond Teeth」の4つのカテゴリーに分けられた3万6431区画が公開される。土地価格はイーサリアム(ETH)で0.2-1ETH(680ドル-3400ドル)。

 注目すべきは、チームがイーサリアムのネイティブトークンETHで土地価格を設定しているということ。これについてチームは、SHIBA INUネイティブコインにダウンサイドリスクが発生しないよう、「中立の暗号資産(仮想通貨)」を利用することにしたと説明している。

 「われわれのエコシステムトークンを使用することは、現金化のためにトークンを売却する必要があるので、リスクとなる。それはわれわれの計画に反している」と述べた。

 チームはメタバースで土地を購入するメリットについても言及。土地所有者は受動的な収入を得たり、ゲーム内のリソースを集めたり、報酬を得ることができるとした。

 SHIBA INU、Doge Killer、Boneすべてのトークンが、段階的に公開されるメタバースで役割を果たすということだ。現時点では、SHIBA INUトークンがメタバースで果たす唯一の役割は、土地所有者がSHIBA INUをバーン(焼却)することで土地の名前を変更することができること。

 発表には、「SHIBA INUがメタバースで最初に担う特別な役割を紹介する」とある。「トークンをバーンできる仕組みを導入し、土地区画の名前を変更できるようにする。これは土地の公開イベントと販売が終了した後すぐに開始されるはずだ」という。

 一方で、SHIBA INUユーザーの間では、様々な反応があった。プロジェクトを歓迎する声がある一方で、特にイーサリアムで土地の価格を設定することなど、開発チームの決定を批判する声もあった。

 Emissa.LLCのアサド・ハンナCEO(最高経営責任者)は、「SHIBA INUをもっと使ってもらおうとするのではなく、土地の販売にイーサリアムを使うのはよくない」と述べた。この判断はSHIBA INUではなく、イーサリアムに利益をもたらすという。

 他にも、SHIBA INUのメタバースでの「特別な役割」を批判し、バーンされるトークンは多くないだろうという指摘もあった。「10万区画の名前が変更されても、10億SHIBがバーンされるだけだ」とあるユーザーは述べた。SHIBA INUの現在の供給数である約550兆と比べるとほんのわずかである。

 同様の見解を持つ別のユーザーは、皮肉なことにメタバース計画はSHIBA INU保有者に何の利益ももたらさないと主張。「SHIBA INU保有者には何のメリットもないため、全く失望している」と不満をあらわにし、「SHIBA INUはチームが新たなビジネスを始めるための踏み台に使われたのだと思う。ShibMetaverseではなく、EtherMetaverseというべき」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/shiba-inu-unveils-its-metaverse-project-but-investors-are-not-excited.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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