米シルバーゲート銀行、Diemの知的財産を2億ドルで購入へ

diem_169405720_s.jpg

 米国の特許銀行シルバーゲートが、Diemの知的財産を2億ドルで購入する。ウォールストリートジャーナルが、事情に詳しい関係者による情報を基に報じている。

 ディエム協会(旧リブラ協会)とは、グローバルなデジタル通貨の創設を目指すメタ主導のプロジェクト。

 シルバーゲートは5月、Diemと提携を結び、米ドルに連動するステーブルコイン「Diemドル」を発行すると発表。この提携は、規制当局を落ち着かせるための動きとされていた。シルバーゲートはブロックチェーン企業にサービスを提供しているということもあり、この提携によりすでに苦戦していたプロジェクトがいくらか勢いを得ると期待されていた。しかし、FRB(米連邦準備制度理事会)は懐疑的な姿勢を崩さず、この計画に許可を出すことはなかった。

 26日、Diemが出資者に返金するため資産の売却を試みていると報じられた。

 翌日27日の報道によると、この売却は「ほぼ最初から難航していた事業から、残った価値を少しでも搾り取ろうとする動き」だということだ。

 メタ(旧フェイスブック)が同プロジェクトの約3分の1を所有し、残りはベンチャーキャピタル企業やテクノロジー企業が所有していると言われている。

 19年半ばに発表されたリブラプロジェクトは当初、マスターカード、ペイパル、ブッキング・ホールディングス、イーベイ、アンドリーセン・ホロウィッツ、ブレイクスルー・イニシアチブ、リビットキャピタルなどのトップテクノロジー企業やベンチャーキャピタル企業18社が支援していた。しかし、規制当局から大きな反発を受け、一部のパートナーらはプロジェクトを脱退し始めていた。

 20年12月、リブラプロジェクトは名称をDiemに変更し、野心的な目標から手を引いたが、それでも規制当局からの批判を止めることはできなかった。同年10月にデジタルウォレットNoviの実証実験を開始した際も、大きな反発を受けていた。

 具体的には、5人の米国上院議員がザッカーバーグ氏に宛てた書簡で、フェイスブックの「リスクを管理し、消費者の安全を維持する能力が全く不十分であることが分かっている以上、決済システムやデジタル通貨の管理を任せることはできない」と述べていた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/silvergate-bank-reportedly-aims-buy-diems-intellectual-property-for-usd-200m.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて