マイクロストラテジーはビットコインを保有しているだけ―同社CEO語る

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 米ソフトウェア開発企業マイクロストラテジーは、大手競合が支配するテクノロジー市場で生き残るために、ビットコイン(BTC)に多額を投資する戦略を採用したという。同社CEO(最高経営責任者)のマイケル・セイラー氏が明らかにした。また、同氏は「ビットコインを取得して保有しているだけ」という保有者としてのスタンスを表明した。

 セイラー氏はブルームバーグのインタビューで「マイクロストラテジーはマイクロソフトと競争している。当社の100倍以上の規模を持つ企業と競い合っているのだ」と語った。同氏は、20年にデジタルトランスフォーメーションが勝利の戦略であると考えたという。「もし支配的なネットワークを持っているなら、負けの戦略は働き続けること。指数関数的に弱くなる通貨のために指数関数的に働き続けることだ」と述べた。

 セイラー氏によると、マイクロストラテジーにとってビットコイン戦略を採用するか、会社を売却するかのどちらかであり、ビットコインを追求することに決めたという。

 21年12月、同社はビットコインに追加で9400万ドルを投資すると発表。これにより、マイクロストラテジーのビットコイン合計購入額は12万4391BTC(52億5000万ドル相当)となった。

 セイラー氏は、マイクロストラテジーの競合他社の99%が破綻するのを見ていたため、何もしなかった場合の「結果はわかっていた」と話す。

 資産の大部分を暗号資産(仮想通貨)に投資することに不安を感じたことはないかと問われたセイラー氏は、それを否定。ビットコインをインフレに対する効果的なヘッジとして考えていたとし、次のように述べた。

 「インフレ環境の中でマイクロストラテジーを有利な位置につかせるためには、バランスシートをビットコインに変えること以上に良い方法はないと思う。当社は基本的に、通貨関連デリバティブではない、非主権的な価値の保存手段でバランスシートを構築しているためだ」

 セイラー氏によると、マイクロストラテジーは数年前は1年で購買力の約10%を失う「大量の現金を抱えていた」という。新型コロナウイルスのパンデミック(感染症の世界的大流行)が起きてから、FRB(米連邦準備制度理事会)が「緩和的な金融政策」を取ると、その現金は購買力の約25%を失い始めたと指摘した。

 同氏は最後に「K字回復していた20年の4月から5月頃、私の不安はピークに達した。そして現金はゴミだと気付いた」と述べた。

 UTC(協定世界時)20日11時28分、ビットコインは前日比0.5%高、前週比4%安の1BTC=4万2143ドルで取引されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/microstrategy-only-hodling-bitcoin-says-ceo.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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