全豪オープン、メタバースDecentralandで仮想再現

tennis_43389788_s.jpg

 全豪オープン(AO)が、ファンにさらなるアクセスと可能性を提供するためにDecentralandを通じてメタバースに参入した。

 全豪オープンは、テニス・オーストラリアとDecentralandの提携により、メタバースに参入した最初のグランドスラムとなった。ロッド・レーバー・アリーナやグランドスラム・パークなど、メルボルン・パークの主要エリアが仮想空間で再現される。ユーザーは、オープンソースの主要メタバースプラットフォームであるDecentraland上で仮想全豪オープンにアクセスすることができる。実際の大会が始まる1月17日から2週間にわたって公開される予定だという。

 全豪オープンおよびメタバース・NFT(非代替性トークン)プロジェクトを率いるリドリー・プラマー氏は、プロジェクトの起源ついて語っている。同氏によると、テニス・オーストラリアはより多くのイノベーションに取り組んでいきたいと考えているという。

 同氏は、「われわれはスポーツ団体であり、1年の大半は人々がコートでテニスをするのを見ている。ビジネスとして行っていることを拡大しようとすると、自然な流れとしては、ゲーミングに参入することと、セカンドスクリーンでより多くのオフラインのものに手を出すことが考えらえる。そのため、6-8カ月前から次のステップについて話し合ったところ、自然とメタバースやNFTという案が浮かんだ。そうして、3-4カ月前にこの領域に飛び込んだという感じだ」と述べた。

●全豪オープン、ファンのために持続的なメタバース計画を示唆

 Decentraland上で全豪オープンにアクセスすることの魅力の1つは、ファンがダイナミックな視聴体験を味わうことができるという点だ。プラマー氏は、年に1度開催されるグランドスラム大会のメタバース版では、テレビでは見ることのできないさまざまなカメラアングルを楽しむことができる。同氏は、「マトリックスエフェクト」のように、コート上での動きの逆フィードを得ることができると説明している。また、メタバース上で全豪オープンを再現することで、暗号資産(仮想通貨)やNFTユーザーたちをテニスに引き付けることもできる。

 プラマー氏は、全豪オープンがスポーツとエンターテイメントのメッカとなることに期待している。また、同氏は大会を悩ませているノバク・ジョコビッチ氏のビザ問題に関連する課題に言及する中で、メタバースに参入することで、全豪オープンは世界中にアクセスを提供することになると主張した。新型コロナウイルスの渡航制限によるビザの問題は、メルボルン行きを夢見るテニスファンにまでも影響を与えている。

 プラマー氏は、テニス・オーストラリアは大会期間中だけ全豪オープンに注力するわけではなく、年間を通して持続的に取り組んでいくことを検討しているとし、次のように述べた。

 「われわれは、今回の取り組みを単なるテニスイベントというよりは、エンターテイメントイベントとして考えている。1年間にわたりメタバースを通じてエンターテイメントを提供するか、あるいは1年のわずか数カ月間だけなのか、それは今後のロードマップの中で決定される」

 全豪オープンは最近、NFTプラットフォームSweetと連携し、6つのNFTコレクションをローンチすると発表している。報道によると、NFTは全豪オープンの50年間の歴史を記念するものだという。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/australian-open-virtual-replica-metaverse/

This story originally appeared on Coinspeaker.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて