多額の資金を調達しているDeSo、グーグルログイン機能が議論を呼ぶ

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 Web3.0分散型ソーシャルネットワークを推進するために作られたブロックチェーンであるDeSo(デセントラライズド・ソーシャル)が、同プラットフォーム上の全アプリに「グーグルでログイン」機能を導入し、暗号資産(仮想通貨)コミュニティから猛反発を受けた。

 DeSo財団のトップであるネイダー・アルナジ氏は、ツイッターのスレッドを通じてこのニュースを発表。こうした機能によって主流での採用が早まるとした。「DeSoアイデンティティがそうであるように、主流の参入障壁を下げることは暗号資産の主流での採用に不可欠だ」と同氏は述べた。

 アルナジ氏は、メタマスクのようなクローム拡張のほうが安全だと認めたが、UI(ユーザー・インターフェース)/UX(ユーザー・エクスペリエンス)やその他の技術的な複雑さのために通常のユーザーはそれらをインストールしないだろうと述べた。

 「私たちはユーザーに最善のセキュリティを呼びかける代わりに、急進的なことをした。現在のユーザーに向き合い、埋め込み可能なiFrameとしてDeSoアイデンティティを構築した」とアルナジ氏は述べ、生のシードフレーズも適切な選択肢ではないと付け加えた。

 以前報じられた通り、アルナジ氏は議論を巻き起こしたDeSoブロックチェーン上の分散型ソーシャルメディア・プロトコルであるビットクラウトの作成者でもある。同氏はこれを「初期プロトタイプとして」作成したと説明した。DeSoのローンチ後、CLOUTトークンはDESOに改名している。

 注目すべきことに、DeSoはアンドリーセン・ホロウィッツ、セコイア、ソーシャル・キャピタル、TQベンチャーズ、コインベース・ベンチャーズ、ウィンクルボス・キャピタル、ブロックチェーン・ドットコム、そして暗号資産に力を入れているその他多数の有名ベンチャーキャピタルを含む著名投資家に対し、2億ドル超のプライベート・トークンセールを行っている。

 この新機能の詳細について、アルナジ氏は「グーグルでログイン」機能はシードフレーズを使用しているが、それをグーグルドライブにバックアップしていると述べた。同氏は、この新機能を使いたくないユーザーは引き続きシードフレーズでサインアップすることもできると述べた。

 しかし、暗号資産コミュニティはこの新機能を歓迎しておらず、グーグルドライブにバックアップされたシードフレーズは簡単に削除されたりハッキングされる可能性があると指摘した。

 米国のベンチャーキャピタル投資会社であるメカニズム・キャピタルでパートナー兼調査責任者を務めるベン・シモン氏は、「各個人のグーグルアカウントに『シードフレーズ』という名前のグローバルファイルを入れる。そうすれば誤ってログインしてログアウトを忘れたコンピューターや、『グーグルでログイン』を要求してファイルを読み込む詐欺アプリにコインを奪われる可能性がある」と述べた。

 他のユーザーらは、これにより同プラットフォームは分散化という暗号資産の中核的価値観から遠ざかった、と述べた。

 報じられた通り、以前はダイアモンドヘッズという仮名だけが知られていたこのプロジェクトの作成者は、18年に閉鎖したステーブルコイン・スタートアップのベーシスを創設したグーグルの元エンジニアだ。

 一方で、DESOはこのニュースの影響を受けていないようだ。コインゲッコーによると、UTC(協定世界時)10日午前9時23分時点で同コインは1DESO=76.98ドルで取引されており、過去24時間では1.3%上昇、過去1週間では14.7%下落している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/heavily-backed-deso-makes-waves-with-controversial-google-login-feature.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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