Bored Ape Yacht Club、売上高が10億ドル突破

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 サルをモチーフにしたBored Ape Yacht Club(BAYC)という1万点の人気NFT(非代替性トークン)コレクションの売上高が10億ドルに達した。このアバターは当初、オンラインコミュニティに参加するチケットとして作成された。しかし、21年には驚異的な成長を遂げ、CryptoSlamのデータによると、BAYCの総売上高は22年1月4日に10億3000万ドルに達したという。

 BAYCは21年12月、CryptoPunksの最低(フロア)取引価格を一時的に上回っていた。その後、年明けに5500万ドル以上を売り上げ、この記録を達成した。オープンシーによると、BAYCの現在までの売上高は26万5000イーサリアム(ETH)。販売された最も高価な10のNFTのうちの1つとなっている。

 これら1万点のBAYCは現在、約6000人が保有している。

●BAYC需要増加の要因とは

 BAYC需要の増加は、著名人の間でNFT需要が高まっていることが一因として挙げられる。21年、ステフィン・カリー氏、マーティン・ギャリックス氏、ポスト・マローン氏、ディプロ氏、DJキャレド氏といった著名人がBAYCコレクションを購入。1月にはエミネム氏も後に続き、金の衣装を着たBored Ape#9055を46万2000ドルで購入した。

 BAYCコレクションの価格が過大評価されているという指摘もある。そして、それを購入するという行為は、真の芸術への興味というよりは地位を主張するものであるという。著名人からの関心の高まりは、この意見の信ぴょう性を高めているといえる。

 とはいえ、この需要の高まりを受け、BAYCのメタバースへの進出を示唆したアディダスとの提携を含め、数々のパートナーシップが結ばれている。12月にはアニモカブランズとも提携を結んでおり、「Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)」スタイルのBAYCのゲームが発売される予定だ。

●これまでの論争

 需要の高まりには、賛否両論がつきものであった。最近では、BAYCが人種差別的であるとの批判を受け、その評判を守らなければならないこともあった。

 また、NFTの安全性についての疑問もある。最も注目すべきは、あるコレクターがフィッシング詐欺で228万ドル相当のNFTを紛失したことを受け、オープンシーが複数のNFTを凍結したと報じられたことだ。高度なセキュリティ技術を使っていなかった保有者を批判する声もあったが、分散型マーケットプレイスがアカウントを凍結することができるのかと、オープンシーの不適切な行動を批判するものもいた。

 オープンシーによると、記事執筆時、BAYCは1つあたり約70ETH(約26万6000ドル相当)の価値がある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/bored-ape-yacht-club-sales-1b/

This story originally appeared on Coinspeaker.

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