現物のビットコインETF承認を目指すグレースケール、投資家のBTCへの関心度を調査

etf_124591347_s.jpg

 米国の大手暗号資産(仮想通貨)管理会社グレースケールが、SEC(米証券取引委員会)から米国初のビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)の承認を勝ち取るため力を尽くしている中、投資家の間でビットコインへの関心が高まっていることを示す調査に取り組んだ。

 グレースケールは6日、21年8月中に何らかの形で個人投資を行った米国人消費者1000名を対象としたオンライン調査の結果を公開した。

 「価格が上昇し続けているため、投資家はビットコインをますます無視できなくなってきている。ビットコイン投資商品関連市場は21年に59%拡大し、20年の5割強(55%)と19年の3分の1強(36%)を上回った。これは関心の着実な増大を反映したものだ」とグレースケールは述べた。

 また、この調査によると、回答者の77%が現物ETFがあればビットコインに投資する可能性が高まると答えた。

 現物ETFは、米国に既に存在し、ビットコイン自体ではなくビットコイン先物のみを保有するビットコイン先物ETFとは異なる。

 グレースケール・インベストメンツは、世界最大のビットコイン・ファンドであるグレースケール・ビットコイン・トラストを現物ETFに変更する申請をSECに提出している。

 2日に報じられた通り、グレースケールはSECの秘書官であるヴァネッサ・カントリーマン氏に書簡を送り、同委員会が現物ビットコインETFを拒むのは間違いだと異議を唱えた。同社は、2種類のビットコインETFを同列に取り扱わないことで、SECはAPA(連邦行政手続法)に違反していると主張した。

 6日に公開されたレポートと調査結果の中で、同社は再度ビットコイン現物ETFを主張し、これはビットコイン投資に「大きな影響」を与えると述べた。

 「暗号資産コミュニティ全体は先物ベースのアプローチには満足しておらず、ビットコイン現物ETFに注目している。これはさらなる上昇を後押しする可能性がある」と同社は記した。

 またこの調査によると、多くの人々がポジションを売却しない選択をしているという事実も、投資家がビットコインを価値保存資産とみなしていることを示しているという。

 「半数超(55%)の投資家が過去12カ月間に初めてビットコインに投資したと回答した。このグループの中では、ほとんどの投資家が現在までビットコインを保有し続けている。これはビットコインが長期投資とみなされているという理論を裏付けるものだ」と同社は記した。

 一方、投資マネージャーによると、ビットコイン購入への関心度はこの資産への精通度と「強く相関」しており、ビットコイン分野におけるさらなる知識提供の必要性が浮き彫りとなった。

 ビットコインに関する知識の高い需要は、ファイナンシャルアドバイザーや他の投資ゲートキーパーが「投資家の需要をどのように満たすか考えるべき」であることを意味している、とグレースケールは述べた。

 この調査によると、ビットコインについてもっと学びたいという欲求は、投資を行う最も重要な動機付け要因である、資産の「値動きの実績」に次ぐものだ。

 しかし、ビットコインを検討している投資家の動機付け要因の第2位は知識だったものの、19年や20年の調査結果と比べるとこの欲求は若干減少している。これは既にこの資産について比較的知識のある投資家が増加しているためである可能性が高い、とグレースケールは述べた。

 この調査によると、ビットコインについてもっと知りたいと答えた投資家は、20年の46%、19年の54%に対し、21年は42%だった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/grayscale-finds-rising-interest-in-bitcoin-as-it-pushes-for-spot-btc-etf.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて