ETHのガス手数料は米国の営業時間中が最も高い=コインメトリクスが調査

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 イーサリアム(ETH)の手数料は依然として増加しており、11月には平均取引手数料が30ドルを下回る日が1日もない。しかし、この手数料は取引が行われる時間帯に極めて強く依存しており、節約のチャンスがあることが、オンチェーン分析会社コインメトリクスの新たなレポートで明らかになった。

 このレポートによると、ガス手数料とも呼ばれるイーサリアムの取引手数料は、その時々のネットワークのトラフィック量に強く依存している。イーサリアムがEIP-1559アップグレードを導入した後も、この問題は依然として存在している。

 コインメトリクスが指摘した通り、EIP-1559後のイーサリアムの取引手数料には、トランザクションをブロックに加えるために支払わなければならない、基本手数料と呼ばれるブロックごとに固定されたネットワーク手数料が含まれる。この基本手数料はブロックスペースの需要に応じて変動するため、取引の費用はネットワークのピーク時間帯に大きく増加する。

 しかし幸いなことに、通常ネットワークが最も混雑する時間帯を見つけることは可能だ。どの24時間のうちでも米国の営業時間中に基本手数料が最も高い傾向にある、とコインメトリクスは述べた。

 「興味深いことに、(米国東部標準時で)午前0時から午前8時までの時間帯は米国の営業時間中(午前9時から午後5時)よりも基本手数料が安い傾向にある」とこのレポートは記した。週末、特に東部標準時で日曜朝は閑散期になる傾向があり、基本手数料は水曜日の昼よりも平均で50%安いという。

 イーサリアムが24時間年中無休で稼働しているグローバルなネットワークであることを考えると、米国の営業時間中の手数料が最も高いというのは意外かもしれない。

 しかしこのレポートは、このピーク時間帯のトラフィックの主な要因として、オープンシーでのNFT(非代替性トークン)販売のピークと、この時間帯に見られるステーブルコインのテザー(USDT)とUSDコイン(USDC)の利用のピークを挙げた。

 結論として、支払う手数料を最小限にする実現可能な解決策の1つは、ピーク時間帯以外に取引をスケジュールすることかもしれない、とコインメトリクスは述べた。幸いなことに、分散型スマートコントラクト・ボットのジェラート・ネットワークといった、取引を別の時間帯にスケジュールするためのソリューションが既に存在する。

 このレポートは最後に、採用が増加すれば、スマートコントラクトの実行を最適な時間帯に行うよう自動化するジェラートのようなボットによって、イーサリアム・ネットワークの混雑が緩和する可能性がある、とした。

 ビットインフォチャーツのデータによると、23日にイーサリアム・ネットワーク上で支払われた平均取引手数料は45ドルを超えており、その7日間移動平均は若干低い43ドルだった。

 取引手数料の7日間移動平均は、史上最高値である15日の53.3ドルを若干下回っている。しかし、コインメトリクスの以前のレポートで指摘された通り、依然として同ネットワークで一部の経済活動が行えないほどに高い。

 UTC(協定世界時)24日13時29分時点でイーサリアムは1ETH=4303ドルで取引されており、24時間では2.6%増と好調で、7日間では1.2%上昇している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ethereum-gas-fees-highest-during-us-business-hours-coin-metrics-finds.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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