NFTプラットフォームRoyal、a16z主導のシリーズAで5500万ドル調達

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 NFT(非代替性トークン)の音楽プラットフォームRoyalが、ベンチャーキャピタル大手のアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)が主導したシリーズAの資金調達で5500万ドルを調達した。

 このラウンドには他にも、コインベース・ベンチャーズ、パラダイム、クラッシュ・ミュージックが参加した。注目すべきは、Royalがファウンダーズ・ファンドとパラダイムが主導したシードラウンドで1600万ドルを調達してから3カ月も経っていないということだ。Royalは音楽NFTプラットフォームで、ファンはアーティストから音楽の所有権を購入し、著作権を受け取ることができる。

●複数のミュージシャンがRoyalの資金調達ラウンドに参加

 設立からわずか4カ月のRoyalだが、暗号資産(仮想通貨)に好意的なジャスティン・ブラウ氏などのミュージシャンから関心を引いている。それは、Nas、ザ・チェインスモーカーズ、ディスクロージャー、ロジック、ステフロン・ドン、カイゴ、ジョイナー・ルーカスなど、今回の資金調達ラウンドに参加した著名人を見ても明らかだ。

 Royalは、ジャスティン・ブラウ氏が主導し、JDロス氏と共同で設立したスタートアップ。ブラウ氏は最新曲「Worst Case」のストリーミング権の50%を提供することで、このプラットフォームが掲げているコンセプトを検証した。この曲は、二次販売で約60万ドル相当の取引が行われ、Royalのマーケットプレイスでその価値は600万ドルに達した。

 所有者が楽曲に対してどの程度の権限を持つかについて、Royalがどのように対処したいと考えているかは明らかでない。特に第三者による使用と広告に関して、証券法を順守しつつ対処するのは少々難しいかもしれない。これらの規制法は、NFTを含むほとんどの暗号資産は証券であり、それらを取引するためには米SEC(証券取引委員会)の許可を得る必要があるという立場をとっている。

 a16zのゼネラルパートナーであるケイティ・ハウン氏が、Royalの資金調達ラウンドを主導した。ハウン氏は、暗号資産取引所コインベースとNFTマーケットプレイスオープンシーの取締役会にも所属している。

 9月、アンドリーセン・ホロウィッツの元パートナーであるネイサン・ジョーンズ氏が成長部門の責任者としてRoyalに加わった。ジョーンズ氏は、Talent x Opportunity Fundの指揮も執っていた。

●Royal、アーティストの成功を共有

 ジャスティン・ブラウ氏は最新のブログ投稿で、Royalの目的はシンプルだと述べている。共同所有によってファンとアーティスト間のインセンティブを調節しながら、トークンを利用して音楽の権利を付与する方法を提供している。この共同所有権は、RoyalのNFT、また「LDA(Limited Digital Assets)」によって可能となる。
 
 Royalは、新興のブロックチェーン技術に基づいている。また、アーティストが独立性を高めつつ、音楽が生み出す感情的な価値をより多く得られるようになることを目指している。Royalによると、「アーティストが成長すれば、みんなが勝者になる」という。

 Royalは3LAUというステージ名を持つジャスティン・ブラウ氏によって立ち上げられた。ブラウは友人のJDロスと協力し、Royalを作り上げた。ロスは起業家であり、サンフランシスコのスタジオAtomicのゼネラルパートナーでもある。Royalは現在、10億回の再生回数と、300万人の月間リスナーを誇っている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/royal-nft-funding-a16z-55-million/

This story originally appeared on Coinspeaker.

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