バイナンス、P2Pプラットフォームでの人民元の取引終了へ

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 バイナンスは17年に中国本土市場から事業を撤退している。21年9月には、中国の携帯番号を用いた登録を停止した。

 中国でサービスを提供する暗号資産(仮想通貨)取引所に対する一連の規制強化を受けて、バイナンスがP2P(ピアツーピア)取引プラットフォームから人民元を除外すると発表した。

 中国の規制当局は9月24日、国内における暗号資産関連の取引は違法であり、責任のある暗号資産取引所に対して措置を取ると宣言した。これにより、国内で運営する多くの暗号資産企業が調整を図ることになった。

 バイナンス公式サイトで公開されたプレスリリースによると、21年12月31日24:00(中国標準時)に人民元の取り扱いを終了する。

 また、プラットフォームの全面的な調査も計画しているという。中国本土から取引を行うすべてのユーザーを調べるためだという。そのようなユーザーが保有する取引口座が発見された場合、「引き出しのみ」の設定に切り替えられる。

 対象となるユーザーに対しては、口座の切り替えが行われる7日前に通知が送られる。プレスリリースによると、この期間中にユーザーは「引き出し、償還、ポジションのクローズ」を行うことができる。

●バイナンス、規制の対象外へ

 9月24日の声明以降、複数の暗号資産企業および取引所が中国での事業を閉鎖する計画を実行。中国にある口座の閉鎖が正しい対応であると判断した企業もある。

 バイナンスの最大のライバルであるフォビも、人民元のOTC(店頭取引)市場を停止。また、中国本土のIDを持つすべての認証済み口座を閉鎖した。

 バイナンスは17年に中国本土市場から事業を撤退している。9月24日の声明後、中国の携帯番号を用いた登録も停止した。それだけでは終わらなかった。数日後、バイナンスは中国本土でいかなる取引業務にも関与していないと主張した。

 そして今回、同社はすべてのOTC口座を廃止すると発表。しかし、中国にあるすべての口座を停止するかどうかは明言しなかった。プレスリリースには、「バイナンスは常にコンプライアンス義務を重要視し、各国の規制当局からの関連要件を常に厳守してきた」とある。

 バイナンスの発表を受けて、ビットコイン(BTC)、バイナンスコイン(BNB)など一部の暗号資産の価格が下落。コインマーケットキャップによると、記事執筆時、ビットコインは4.18%下落し、1BTC=5万4685.91ドルで取引されている。おもしろいことに、バイナンスの取引所トークンであるバイナンスコインは15.26%上昇し、1BNB=454.84ドルとなっている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/binance-chinese-yuan-c2c/

This story originally appeared on Coinspeaker.

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