BTCが5万7000ドル突破、BTC先物取引への関心が急上昇

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 デリバティブ・トレーダーが再び活発になっている。ビットコイン(BTC)が5月以来初めて1BTC=5万7000ドル台を試す中、BTC先物の未決済建玉が最近著しく増加している。

 UTC(協定世界時)13時37分時点で、ビットコインは5万7053ドルで取引され、1日間で3%、1週間で18%、1カ月間で27%上昇している。この上昇によってビットコインは11日、時価総額上位10通貨の中で最もパフォーマンスの良い通貨となった。

 ビットコインの11日のパフォーマンスはさらに、最近話題のミームコインであるシバイヌ(SHIB)や時価総額の比較的小さい他のいくつかのトークンを除き、時価総額上位100通貨に入っている大半のアルトコインを上回った。

 11日の上昇は、ビットコイン取引への関心が先物トレーダーの間でも増加した結果だ。暗号資産(仮想通貨)市場分析会社グラスノードのデータによると、ビットコイン先物の未決済建玉(ある時点で未決済となっている先物契約の価値の尺度)は9月の底から45%増加し、11日時点で176億ドルとなった。

 この数字は現在増加しているものの、ビットコインが前回5万6000ドルで取引されていた5月の数字をまだ大きく下回っている、とグラスノードは指摘した。当時の未決済建玉は225億ドルで、11日よりも約50億ドル多かった。

 同様に、未決済建玉で最大手のビットコイン先物取引所である暗号資産取引所バイナンスのデータも、テザー(USDT)想定元本で見たBTC/USDT無期限先物市場の未決済建玉が1カ月間で最高の水準にあることを示している。

 また、バイナンスについて注目すべきなのは、BTC/USDT無期限先物のロング/ショート比率がこの週末に上昇し現在1.22になっている点だ。この数字は、ショート(値下がりに投資)よりもロング(値上がりに投資)しているトレーダーが多いことを意味する。

 この週末以前と同様に、バイナンスの先物トレーダーは競合する取引所であるOKExのトレーダーよりもビットコインについてやや強気だ。OKExでは11日時点でロング/ショート比率が0.84で比較的弱気になっている。

 一方、オンチェーン分析を提供するチェイナリシスの11日のデータによると、取引所へのビットコインの流入は米ドルで見て9月25日以来最低の水準になった。10日のビットコインの取引所への流入額は12.2億ドルで、7日の35.5億ドルから著しく減少した。

 取引所へのビットコイン流入の低下は一般的に強気の兆候とみなされる。売却するよりもコールド・ストレージで保有しようとするビットコイン利用者が多いことを意味する、とトレーダーが考えるためだ。

 チェイナリシスのチーフエコノミストであるフィリップ・グラッドウェル氏は最近の値動きについてコメントし、週末前の市場情報レポートで、この値上がりはビットコイン市場の「供給不足」が原因であると記した。

 機関投資家とトレーダーが過去3カ月間の安値を利用してビットコインを仕込んでいるとチェイナリシスは記し、一方で需要側としては「法定通貨のインフレ懸念の増大や規制への鋭い見方」に由来する需要も要因となっているとした。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/interest-in-bitcoin-futures-trading-rise-sharply-as-btc-breaches-usd-57k.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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