BTCが5万5000ドルのレジスタンス突破、時価総額1兆ドルに回復

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 ビットコイン(BTC)は6日、チャート上の重要なレジスタンスである1BTC=約5万2700ドルを5月以来初めて突破し、5万5500ドルに達した。この上昇により、その時価総額も心理的に重要な1兆ドルを上回った。

 UTC(協定世界時)14時37分現在、ビットコインは5万4239ドルで取引されており、6日に到達した5万5000ドル越えの高値から若干下落している。過去24時間では9%上昇し、暗号資産(仮想通貨)市場で6日に最もパフォーマンスの良かった通貨の1つとなった。

 Bybt.comのデータによると、ビットコインの急騰により、そのショートポジションの清算も顕著に増加している。過去4時間では、主要取引所全体で約1億5100万ドル相当のショートが清算された。これはその前の4時間で清算された430万ドルから急増している。

 しかし、クリプトクオントのキ・ヨンジュCEO(最高経営責任者)によると、6日の急騰は単なる清算の連鎖ではなく買い圧力の増加と関係が強い可能性がある。同氏は、6日に何者かがわずか5分間のうちに成行注文で16億ドル相当のビットコインを購入したことが自身のデータで示されていると述べた。

 暗号資産ヘッジファンドであるARK36のアント・パロイアンCOO(最高執行責任者)によると、今回の上昇トレンドは、ビットコインがこの価格帯で取引されていた4週間前の上昇トレンドとは異なるようだ。

 パロイアン氏は、「当時は5万ドルの壁を超えることで多数の買い煽りが出たが、結局のところ、さらなる上昇を維持するだけの強さが市場にはなかった。現在は、4万ドル台での長期間の調整を経て、ビットコインはもう一段大きく上昇する準備がより整っているようだ。そうなった場合、ビットコインは恐らく史上最高値(6万5000ドル付近)を試し、それを超える可能性が高い」とEメールでコメントし、「4万8000ドル付近への小幅な下落が生じる可能性も同じくらい高い」とした。

 一方、デジタル資産プライムブローカー及び取引所のBEQUANTの調査責任者であるマーサ・レイエス氏は、「良い意味で」流動性が少し不足していると指摘した。

 「過去1カ月間でコインは取引所から離れ、現在、長期保有者は史上最高数になっており、握力が弱い可能性はかなり低い。CMEの活動からもわかるように、このことと(恐らくは規制当局からの良い兆候による)機関投資家の強い関心とが重なり、先物のスプレッドが回復し建玉が増加している」と同氏は述べた。

 パンテラ・キャピタルの創業者でCEOのダン・モアヘッド氏は、6日に送信した最新のパンテラ・ブロックチェーン・レターに「4年間の半減期サイクルが終わり、次の時代に入ったと考えている」と記した。

 同氏によると、市場が広がり、価値が上がり、機関投資家が増えるにつれ、価格の振幅は穏やかになるという。

 「83%下落した弱気相場は既に2度生じたが、私はこれは過去のものだと考えている。これからの弱気相場はより浅くなるだろう。以前の2つは-61%と-54%だった」と同氏は記し、この反面、年間で100倍の上昇も恐らくもう見ることはないだろうと付け加えた。

 また、富豪投資家のジョージ・ソロス氏が所有するソロス・ファンド・マネジメントは6日、ブルームバーグ・サミットでビットコインに投資していると認めた。

 CEO兼CIO(最高投資責任者)のドーン・フィッツパトリック氏は、「私たちの視点から見ると、多数ではないがいくつかのコインを保有しており、それらのコイン自体はDeFi(分散型金融)などのユースケースと比べると興味深くない」と述べた。

 今回のビットコイン急騰に続いて、他の主要暗号資産も緩やかに上昇した。例を挙げると、イーサリアム(ETH)は24時間で3%の上昇、カルダノ(ADA)は6日の下落幅を縮小し、最終的に24時間で1%の下落となった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-breaks-usd-55k-resistance-returns-to-usd-1-trillion-market-cap.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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