マルチチェーンは今後BTCとETHに複数のライバルをもたらす―アナリスト

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 メッサーリのアナリストによると、マルチチェーンは今後、暗号資産(仮想通貨)市場を現在リードするビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)の両者がその地位の一部を新たなネットワークやブロックチェーンに明け渡すことを余儀なくするという。

 メッサリーのイベント、メインネット2021で20日に行われたディスカッションで、ライアン・ワトキンス氏は同僚のアナリストであるウィルソン・ウィザム氏やメッサーリのライアン・セルキスCEO(最高経営責任者)と議論し、現在のマルチチェーン環境は「資本を生産的にする多数の方法」をもたらしているため、どうすればビットコインが将来も重要であり続けることができるかが問題になる、と述べた。

 同社のCEOもアナリストも、今後はマルチチェーンだと確信しているようだが、ワトキンス氏はビットコインを完全には否定しなかった。

 「ビットコインに関わる人々はよりマクロ志向で、イーサリアムや他の資産の投資家はより成長志向だ」とワトキンス氏は論じた。

 しかし同氏は、どちらの資産も存在し続け重要であり続けるだろうと付け加える一方で、ビットコインのみが価値の保存手段となる暗号資産ではないため、将来的には他の暗号資産に取って代わられる可能性が高いと主張した。

 メッサーリの同僚でアナリストのウィリアム・ウィザム氏もこの点に同意し、「価値の保存+実用性は、単なる価値の保存以上のものになる」と述べた。同氏はさらに、より実用性が高い他の資産がビットコインの時価総額を追い抜かないとは考え難いとした。

 ウィザム氏はマルチチェーンの未来についてさらに意見し、イーサリアム以外も含む現在利用されている様々なブロックチェーン・プラットフォーム上に「経済全体が構築される」と述べた。

 「まだ憶測が多い」とウィザム氏は認め、最終的にはこれらの多数のプロジェクト、特にDeFi(分散型金融)分野のものから「本当の価値」が生まれるだろうと付け加えた。

 一方、同じイベントの別のパネルディスカッションでは、スマートコントラクト・プロトコルのテラ(LUNA)の創設者であるド・クォン氏がマルチチェーンの未来というアイデアに対する思いを共有し、世界中の全ての人々を同じ都市に住まわせるのが悪いアイデアであるのと同じように、「全てのアプリケーションを単一のグローバルなコンピューターに賭けるのは悪いアイデアだ」と述べた。

 アバランチ(AVAX)やソラナ(SOL)のような有望なレイヤー1のプロトコルは「活発なエコシステム」を有するため、その上で「優れたプロダクトの構築」が可能だと同氏は述べ、次のように示唆した。

 「基本的に、ブロックチェーン上にどのような種類のユースケースが構築されるかとは関係なく、マルチチェーンの未来は理にかなっているかもしれない」

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/btc-dominance-will-continue-to-decrease-messari-analysts.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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