暗号資産市場センチメント、4週連続で低下

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 暗号資産(仮想通貨)市場センチメントは、8月末から低下が続いている。暗号資産市場センチメント分析サービスのオーメニックスによると、主要10通貨の暗号資産市場センチメントスコアの7日間移動平均は13日には5.58だったが、現在は5.43となっている。

 意外ではないだろうが、記事執筆時点でほぼ全ての通貨のセントスコアが低下している。最も大きく低下したのはバイナンスコイン(BNB)の約14%。大きく離れてこれに次ぐのはチェーンリンク(LINK)の5%低下で、さらにXRP(XRP)の5%と続く。テザー(USDT)はこれに近い5%程度の低下だが、ビットコイン(BTC)は3.5%の低下だった。ユニスワップ(UNI)、イーサリアム(ETH)、カルダノ(ADA)はそれぞれ3%、1%、0.8%低下した。

 過去1週間でスコアが上昇したのはポルカドット(DOT)の3%増とUSDコイン(USDC)の2%増だった。注目すべきことにUSDコインは、セントスコア全体は引き続き最も低かったが、先週も唯一スコアが上昇していた。

 ポジティブゾーンに留まったのは3通貨で13日と同じだったが、2つの違いがある。ビットコインとイーサリアムのスコアは低下したが、ポルカドットのスコアは増加した。スコア5未満に低下した通貨の数は増加し、チェーンリンク、カルダノ、ユニスワップは5.3-5.6の範囲、XRP、バイナンスコイン、テザー、USDコインは4.3-4.8の範囲に入った。

 過去24時間でも、この10通貨のセントスコア全体は低下している。24時間平均スコアは現在5.2(13日は5.47)で、8月に一時到達したポジティブゾーンから離れ続けている。スコアが4%上昇したUSDコインを除く全ての通貨でスコアは低下した。1日の低下率が最も大きかったのはイーサリアムで-10%、XRPとバイナンスコインがそれぞれ9%と8%でこれに続いた。ビットコインは7%低下で、他の通貨は2-7%低下した。

 ビットコイン、イーサリアム、ポルカドットの3通貨のみがポジティブゾーンに留まっているが、イーサリアムは現在スコア6で境界に位置している。ビットコインは6.5で、ポルカドットがこれに次ぐ6.3だ。他の3つの通貨のスコアは5.1-5.4の範囲で、バイナンスコインは4近くまで低下したが、ネガティブゾーンの通貨はなかった。

 上位10通貨以外の25通貨の7日間の動きを見てみると、この期間に大半のセントスコアが低下したことが分かる。上昇したのはトロン(TRX)(7%)、シンセティックス(SNX)(5%)、アルゴランド(ALGO)(1.5%)、レン(REN)(1%)の4通貨のみで、コスモス(ATOM)は変化なしだった。スコア低下については、最も大きく低下したのはヤーンファイナンス(YFI)の14%で、他の数通貨も2ケタ低下した。最も小さく低下したのはOMG(OMG)の0.4%だった。一方で、アルゴランド、コスモス、トロン、クリプトドットコム(CRO)はポジティブゾーンに位置し、5-5.9の範囲にあったのは10通貨、残りはその下だった。ネム(NEM)はスコア4だったが、ネガティブゾーンの通貨はなかった。

●分析手法

 オーメニックスは独自のアルゴリズムに基づきニュース、ソーシャルメディア、テクニカル分析、拡散されたトレンド、通貨のファンダメンタルズを集計したセントスコアによって市場センチメントを計測している。

 同社は自社のウェブサイトで「オーメニックスはトレンドになったニュース記事と、ソーシャルメディアで拡散された投稿をオールインワンのデータプラットフォームに集約、そこでコンテンツのセンチメントが分析できる」と説明している。加えて「オーメニックスはニュースとソーシャルメディアに基づく2種のセンチメント指標と、テクニカル分析、通貨のファンダメンタルズ、バズによる追加の縦軸3種を組み合わせて、各通貨の見通しを示す値であるセントスコアを生成している」とある。現在、同社は35の暗号資産を評価している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-market-sentiment-drops-for-the-fourth-week-in-a-row.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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