ECB総裁、暗号資産相場大幅安の中BTC・アルトコインについて警告

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 ECB(欧州中央銀行)のクリスティーヌ・ラガルド総裁は、ビットコイン(BTC)とアルトコインを「非常に投機的」で「疑わしい」資産と呼び、暗号資産(仮想通貨)業界でのバブルの到来を警告している。

 過去24時間において相場全体が6%修正するなど、暗号資産市場は激しく変動し続けている。市場は8月に急騰した後、9月は不安定な状況が続いている。そんな中、ECBのラガルド総裁は、ビットコインを「疑わしい」として警告した。また、ここ数カ月間で大幅に上昇している複数のアルトコインの名前も挙げている。

 具体的には、イーサリアム(ETH)、カルダノ(ADA)、バイナンスコイン(BNB)、XRP(XRP)、ソラナ(SOL)、ドージコイン(DOGE)だ。レガルド総裁は、ビットコインを含むこれらすべての暗号資産を非常に「投機的な」資産と呼んだ。同総裁は先日、ブルームバーグとのインタビューでこう述べた。

 「非常に投機的で時には疑わしく、大量のエネルギーを消費する資産である暗号資産を区別する必要があると考えているが、それらは通貨ではない。暗号資産は通貨ではない、ただそれだけのことだ。暗号資産は非常に投機的で、通貨としての名声を主張しているかもしれないが、そうではない」

 アルトコインは今シーズン、強力な強気相場に入っている。一方でビットコインは1BTC=4万5000ドル付近で調整中。上位10種の主要アルトコインのほとんどは、この1年間にわたり3ケタの倍数で上昇している。

 対してビットコインは最も価値のある資産として圧倒的な力を持ち続けている。また、エルサルバドルが自国の公式通貨として採用するなど、大規模な導入が行われている。

●ECB総裁、ビットコイン否定もステーブルコイン称賛

 ビットコインやアルトコインを否定しているレガルド総裁だが、ステーブルコインやCBDC(中央銀行デジタル通貨)には特別な親近感を抱いている。

 同総裁は、「ステーブルコインは急増し始めており、巨大な技術を育成して推し進めようとしている。ただ、その技術はまた異なったものであり、規制されなければならない。どう呼ばれていようと、実際に行っている事業に沿った監視が必要だ」と主張した。

 各国の政府機関はCBDCに関する取り組みを加速させている。ECBも後れを取ることなく、積極的にデジタルユーロの開発を進めている。この動きは、主に民間企業による市場浸透に対抗するためのものだ。 

 レガルド氏は「そのすべてには、中央銀行とCBDCを現代にふさわしいものにする何かを作り出すために、顧客の要求に応じて動く中央銀行がいる。私はCBDC関連の問題を議題にすることに非常に興味がある。なぜなら、私たちはそれに備えていなければならないと思うからだ」と語った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/ecb-president-warns-bitcoin-altcoins/

This story originally appeared on Coinspeaker.

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