欧州とアジアの投資家がBTCとETHへの投資をけん引―フィデリティ・デジタル・アセッツ調べ

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 デジタル資産に特化した金融サービスを提供するフィデリティ・デジタル・アセッツの最近の調査によると、調査を受けた投資家の約52%が21年に暗号資産(仮想通貨)へのエクスポージャーを確保しており、欧州とアジアの投資家がこれをリードしていることが分かった。

 さらに、調査を受けた投資家の44%が、20年の市況によって自身がデジタル資産に投資する可能性が高まり、暗号資産市場は今後数年間急速に拡大し続ける可能性が高いと答えた。

 20年12月から21年4月の間に行われたこの調査は、米国、欧州、アジアの様々な機関投資家の代表者や富裕層の代理人であるプロに対し、事前情報なしで行われたオンライン又は電話での聞き取り1100件に基づくものである。

 欧州では、調査を受けた投資家のうちデジタル資産へのアロケーションを持っていたのは20年の45%から21年には56%に拡大し、11%増となった。

 調査対象となった欧州の投資家は、2年連続で米国の投資家よりデジタル資産に対する選好が高かった。

 しかしフィデリティ・デジタル・アセッツによると、米国におけるデジタル資産への投資「も成長を加速し続けており、20年の調査から6%増加し33%となった。アジアでは採用率が最も高く、調査を受けた投資家の71%がデジタル資産に投資している」という。

 米国の回答者の約18%が投資商品を通じて21年にデジタル資産に投資または購入したと答えた。20年は8%だった。

 このレポートによると、「この投資商品を通じた採用の増加は、過去1年間にわたって、マネージャーが発行した一連のプライベート・ファンドに加え、米国で入手できる公開された信託形式の投資商品の数の増加に裏打ちされたものである可能性が高い」という。

 欧州の投資家はデジタル資産を直接購入することを好む傾向が高まっており、調査対象の41%がそのような投資を行っていた。20年には29%だった。一方、投資商品へのアロケーションも20年の14%から29%に増加した。

 フィデリティ・デジタル・アセッツによると、アジアでは調査を受けた投資家の52%がデジタル資産を直接購入したと答え、39%が投資商品を通じたアロケーションを持っていた。

 「米国の投資家は、直接投資について欧州やアジアより遅れているようで、ポートフォリオにビットコイン(BTC)を保有していると答えた投資家はわずか21%だったが、欧州とアジアではそれぞれ46%と45%だった」

 「この傾向は、欧州市場ではデジタル資産へのアクセスをもたらす規制を受けた投資商品の数が多いことが一因である可能性が考えられる。これは個人投資家になじみ深い形式を提供し、機関との信頼を築く助けになっているかもしれない。また、欧州の投資家は歴史的にみて、過去10年間にわたって主に株式や債券への投資で多くの上昇を見てきた米国の投資家より、ポートフォリオに代替資産を持つことが多い」

 ビットコインは引き続き、この3つの地域で主に選ばれている暗号資産であり、調査を受けた投資家のうち米国では21%、欧州では46%、アジアでは45%が保有していた。

 イーサリアム(ETH)は2番手であり、米国では10%、欧州では27%、アジアでは22%だった。3番手はライトコイン(LTC)で、米国では6%、欧州では15%、アジアでは14%だった、と同社は述べた。

 ビットコインを保有する米国の投資家の20年からの増加は緩やかで、2%増だったことは注目に値する。

 この調査によると、「欧州では、ビットコインとイーサリアムは採用増加の最大の原動力だった。ビットコインの採用は20年調査の33%から13%増加し、イーサリアムの採用は13%から2倍以上になった」という。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/european-asian-investors-drive-bitcoin-ethereum-investments-survey.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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