エルサルバドルのビットコインウォレットChivo、95%が回復-ブケレ大統領

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 エルサルバドルは、メキシコの暗号資産取引所Bitsoの協力を得て、正式にChivoをローンチした。同取引所は、同国の公式ビットコインウォレットの「中心的な暗号資産サービスプロバイダー」となったと発表している。

 エルサルバドルのビットコインウォレットChivoは公開後いくつかの問題に見舞われているが、ブケレ大統領は早急に対応したと話している。同大統領によると、Chivoは公開後の恐ろしい1週間に耐え、95%が回復したという。

 Chivoが公開されてから、新しいスマートフォンモデルでのアプリのダウンロードが停止されたり、一時的に新規登録ができなくなるなど、7日間で多くの問題があった。ナジブ・ブケレ大統領はツイッターで、Chivoの公開は課題の多いものとなったが、問題を修正するために作業を進めていると伝えていた。

 ブケレ大統領は「アプリでのエラーがなくなるまで、登録・ダウンロードの問題は続くだろう」とツイート。続けて「Chivoチームは数日以内に登録・ダウンロードを再開できると予想している」と説明した。同大統領によると、エルサルバドルでは現在200台のビットコインATMが順調に稼働しており、米国では50台のChivo対応ATMが稼働しているという。

 エルサルバドルは、メキシコの暗号資産取引所Bitsoの協力を得て正式にChivoをローンチ。同取引所は、エルサルバドル公式ビットコインウォレットの「中心的な暗号資産サービスプロバイダー」となると発表している。しかし、Chivoがローンチ日に一連の問題に見舞われ、容量エラーによるメンテナンスのために停止されたことで、状況は悪くなった。

 Chivoはすぐさま、直ちに問題を解決するとして対応。しかしその後も、取引やChivoからの引き出しができない、アプリの機能が「ほとんど動いていない」という報告が続いた。他にも、データ認証のエラーや、ブケレ大統領が全Chivoユーザーに約束していた30ドルのボーナスが入金されていないと訴えるものもいた。

 インタビューに答えた10人のユーザーのうちの1人、メルビン・バスケスさんは、ビットコイン法が施行された直後の7日、Chivoをダウンロードしたというが、それ以降使えていないと話した。郊外のレストランでピザを買おうとした彼は、「本当に何かを買えるのか試してみたいが、入力することもできない」と不満をもらした。「政府はもっと準備するべきだった。それほど便利なものではない」と彼は言う。

 ブケレ大統領は、Chivoの障害は時期尚早に公開したことに原因があると指摘している。「すべてを3カ月でローンチすることはかなり大変でミスもあったが、すでに問題を修正し、数十万人のエルサルバドル国民はウォレットを問題なく利用することができている」と伝えた。同大統領によると、Chivoのユーザー数は7日のアプリローンチ日から50万人を超えたという。

 Bitsoでクロスボーダー決済を担当するサンティアゴ・アルバラド氏は、Chivoの機能性についてのコメントは行っていない。アルバラド氏は記者団に対し、Bitsoは「Chivoウォレットのフロントエンド開発には全く関わっていない」と話していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/chivo-el-salvador-bitcoin-wallet-bukele/

This story originally appeared on Coinspeaker.

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