ベインキャピタル、新たな暗号資産投資ファンドを設立へ

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 新たな暗号資産(仮想通貨)ファンドにより、ベインキャピタルは不要なストレスを回避し、デジタル通貨の世界に触れたいと思う投資家を引き付けることができるだろう。

 米プライベート・エクイティ投資企業ベインキャピタルのベンチャー部門、ベインキャピタル・ベンチャーズ(BCV)は、米SEC(証券取引委員会)に新たな暗号資産投資ファンドの立ち上げを申請した。申請書類によると、この投資ファンドは「BCV Crypto Fund I L.P」と呼ばれ、同社役員のアジャイ・アガーワル氏とエンリケ・サレム氏がサービスの共同管理者として名を連ねている。

 デジタル通貨業界の発展には様々な形があるが、主要機関投資家による採用は成長を図るための良い指標の1つである。この投資家層の流入に伴い、多くの企業が市場シェアを獲得する可能性を持つ投資商品を発売し始めている。BCV Crypto Fundは集団投資ファンドとして運用される予定だ。

 書類によると、この暗号資産ファンドの販売はまだ行われておらず、ファンド全体の規模も公開されていない。ファンドを通じて暗号資産エコシステムにエクスポージャーを得ることができる投資家に対して、制限は設けられていない。社外からの最小投資額は0ドルで、同社はこの価格設定により、他社の類似商品との比較による参入障壁を下げることができると期待している。

 ベインキャピタルは、BCVによるファンドを通じて暗号資産業界への関与を深めている。BCVは最近、積極的な活動を展開しており、2つのファンドに充てられる資金調達で13億ドルを調達したと発表した。当時のTechCunchのレポートによると、資金調達の目的はシリーズAとグロースステージを含むファンドに投入するためだとされていた。

 この他にも、BCVは、コンパウンドやLolliなど複数の暗号資産スタートアップに投資している。

●ベインキャピタルの暗号資産ファンド、暗号資産ETFに代わるもの

 SECは、ビットコインETF(上場投資信託)商品の承認を拒否しており、企業は他の分野での代替品を模索している。10社以上がETF申請を行っているが、BCVはより早い道を選ぶことにした。

 米規制当局は、暗号業界の規制に関して依然として意見が対立している。SECとCFTC(商品先物取引委員会)の役割がしばしば衝突するため、業界での新たな商品・サービスの導入にはかなり手間がかかることが多い。

 この新たな暗号資産ファンドにより、ベインキャピタルは不要なストレスを回避し、デジタル通貨の世界に触れたいと思う投資家を引き付けることになるだろう。

(イメージ写真提供:123RF)

https://www.coinspeaker.com/bain-capital-crypto-investment-fund/

This story originally appeared on Coinspeaker.

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