IRS、暗号資産マーケットプレイスの犯罪撲滅のために覆面捜査官を配備

52910215_s.jpg

 IRS(米国税庁)はピアツーピア(P2P)マーケットプレイスのLocalCryptos.comに取り掛かるため、覆面捜査官を配備し、ダークウェブサイトの薬物販売で暗号資産(仮想通貨)を使用する犯罪者を追跡するために惜しみない努力をしている。

 同プラットフォームは、世界中の130カ国にいる10万人以上の利用者が暗号資産の売買でサービスを利用する、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)のP2Pマーケットプレイスというイメージを売り込んでいる。より多くの暗号資産をラインアップに含むために、商標変更する前の19年まで、ローカルイーサリアムという名前で運営していた。

 Mr.Coinsの正体である覆面捜査官は同サイトで高い評判を築き、プロフィールのレビューは100%肯定的で、約50回の取引で最大20万ドル相当の暗号資産を受け取った。

 フォーブスが手に入れた捜索令状によれば、IRS職員の大きな成功のひとつは、暗号資産との交換で、ダークウェブの麻薬の売人に現金18万ドル以上を送るよう騙し、逮捕したことを含む。

 20年6月、Mr.Coinsは現金を郵送の代わりに、市場価格以上でBTCを販売するとオンライン広告で発表し、見込みのある販売人にWickrやWhatsAppのような暗号化されたアプリを通して、連絡するよう促した。すぐに、Lucifallen21という名前の人物が提案について尋ねるため、覆面捜査官に連絡を取った。IRS職員は販売人をインディアナ州エバンズビルの住民だと割り出し、提案の交渉を進めた。

 利用可能な法的書類によれば、20年7月までに、Lucifallen21はMr.Coinsから1.59BTCを購入することで同意し、現金約1万5040ドルを服に包み、覆面捜査官の郵便受けに送った。男性のメッセージは男性がダークウェブの薬物販売に関わっていることを示唆し、コカイン、大麻、「ピルやオピオイド」を取引していると主張していた。

 男性はMr.Coinsから、さらに暗号資産の購入を継続し、覆面捜査官は最終的に現金5万4000ドルで7万9000ドル相当の暗号資産を麻薬売人に売ることで同意した。小包がIRS職員の元に届いた後、法医学専門家がLucifallen21の指紋を採取し、既存の犯罪歴を利用し、エバンズビルの住民と結び付けた。

 Lucifallen21は逮捕され、IRSはニューヨーク州東部地区裁判所で起訴した。麻薬売人はまだ罪状認否を提出していない。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/irs-sends-undercover-agent-to-bust-criminals-on-crypto-marke-11680.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
IC