シンクタンクが韓国の銀行に助言、暗号資産カストディサービスを提供すべき

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 韓国の有力シンクタンクが発表した研究論文では、銀行が利息ベースの収入源への依存から脱却するため、暗号資産(仮想通貨)カストディやBaaS(ブロックチェーン開発のためのクラウドサービス)分野に参入することを提言している。

 連合ニュースによると、KIF(韓国金融研究院)の上級研究員リー・スンホ氏が、「最近の銀行業界の傾向と銀行業務多様化に向けた戦略的方向性」と題した最新レポートの中で助言を行った。

 リー氏は、銀行はローン、抵当、その他金融商品の「利息から未だに利益のほとんどを得ている」ビジネスモデルから脱却する必要があると指摘。その上で、「暗号資産カストディ事業」は国内の銀行に「収益を多様化する」手段を与えると主張している。

 また、「信頼性が高い銀行」はすでに「暗号資産カストディサービスの提供に向けて動き始めている」とある。恐らく、KB国民銀行やNH農協銀行などが指導するプロジェクトのことを指しているのだろう。両行は、暗号資産に最も積極的な新韓銀行と共に、暗号資産カストディ分野に参入しようとしている。

 「国内の銀行は新たなビジネス領域として、すでにBaaSや暗号資産カストディに注目している」という。

 リー氏は、BaaSを利用すれば「比較的厳しく規制されている次世代の技術を利用した銀行事業分野」に非金融企業が従事することができると説明。続けて、BaaSを活用することで、金融分野外の企業が「免許を取得することなく銀行サービスを提供することが可能になる」と述べた。

 銀行は、BaaSのクライエントに手数料を課すことで収益を得ることができる。

 しかしリー氏は、法的枠組みがなければ、銀行はこのような案を実現するために必要な支援を得ることはできないと警告している。

 「規制に関する明確な指針、暗号資産カストディおよび取引に関する法律はない。暗号資産市場の信頼性と透明性を高めるため、可能な限り早く法律を整備する必要がある」とした。

 KIFは、財務省の承認を得て、国内32の銀行の指導の下1990年に設立された。同院は銀行に方針、事業に関する助言を行い、政府の複数の政策決定機関とつながりを持っている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/think-tank-tells-south-korean-banks-start-offering-crypto-cu-11611.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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