クリプトパンクのクジラはラルバ・ラボに固執し、NFTでは最大の時価総額を誇る

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 データ収集・分析を行う企業ダップレーダーが公開したレポートによれば、ラルバ・ラボが制作したデジタル・コレクティブルであるクリプトパンクは「クジラ」への資産の集中割合が高く、10個のウォレットがデジタル資産1410件を保有している。だが、クリプトパンクの時価総額は31億ドルと堅固であり市場操作の恐れは小さいという。

 NFT(非代替性トークン)と暗号資産(仮想通貨)のクジラ(多額の暗号資産を保有する個人または法人を指す用語)に対する調査の一環として、ダップレーダーはNFT分野のオンチェーン指標であるクジラ集中指数に基づいた手法を採用した。この指数は特定のコレクションアイテムがどれほど分散あるいは集中しているかを測るもので、上位10個のウォレットが特定のコレクションアイテムをどれほどの数保有しているかを示している。

 ダップレーダーは、今回調査したクリプトパンクのクジラたちがラルバ・ラボのコレクションアイテムに大きな重点を置いていることを発見した。この分析によれば、彼らはNFTアート・ブロックを427件、クリプトパンクを1410件、同じくラルバ・ラボが開発したNFTミービッツを1329件保有している他には別の暗号資産を保有していない。

 クリプトパンクのクジラが保有するポートフォリオの平均価値は536万ドルと最も大きかった。次点につけたBAYC(ボアード・エイプ・ヨット・クラブ)とアート・ブロックのクジラが保有するポートフォリオの平均価値は約115万ドルだった。

 パッジー・ペンギンとBAYCはNFT分野で最も分散しているコレクションアイテムに含まれていた。同じく、クール・キャッツのクジラは多角的なNFT戦略を取っている傾向があった。

 またレポートによれば、クリプトパンクのクジラが多角的な投資を行っていなかった一方で、BAYCのクジラはラルバ・ラボのクジラとは対象的に極めて多角的なNFT投資戦略を取っていたようだ。BAYCのクジラはBAYCとボアード・エイプ・ケネル・クラブの他にもアート・ブロックやミービッツを「相当数」保有していた。さらにダップレーダーは、BAYCのクジラの40%が少なくとも1件のクリプトパンクをコレクションに加えていたとし、次のように付け加えた。

 「昨今価格が大幅に上昇したBAYCやアート・ブロックのようなコレクションアイテムは、利益を得るための手段として用いられている。アート・ブロックのクジラたちは自分が好むコレクションへの再投資を好んでいる一方で、BAYCのクジラたちは資産を多角化することで新たなNFTという宝石を発見することを目指している」

 アート・ブロックのクジラたちはクリプトパンクやミービッツの「重要な部分」を保有しており、合わせてそれぞれ211件と414件を保有している、と同社は付け加えた。さらに、「同じクジラたちはパッジー・ペンギンのことも好んでいるようであり、ペンギン202匹を保有しているのもアート・ブロックのクジラたちである」

 アクシー・インフィニティのコレクティブルを所有しているクジラたちはその殆どがゲーム用NFTに注力しており、NFTコレクティブルのポートフォリオを多角化しているクジラはその中で2人だけだった。

 ダップレーダーにとって、市場操作の観点からはクジラ集中指数が低く11億ドルもの時価総額を持つBAYCが最も健全なコレクションアイテムであると映ったようだ。

 レポートではこう述べられている。「今回分析した6種のコレクションアイテムについて、市場操作の懸念はない。ラルバ・ラボのプロジェクトのようにサプライがより集中する方向に傾いている恐れがあるコレクションアイテムは、既に主要なNFTコレクションとして確立されているためにリスクが顕著に軽減されている」

 パッジー・ペンギンのような新しいコレクションアイテムは「より大きな市場操作リクスがあるかもしれない」ものの、最近ローンチされたにもかかわらず十分に分散されたプロジェクトであることをダップレーダーの集中度指標が示している、と同社は結論づけた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/cryptopunks-whales-stick-to-larva-labs-have-highest-nft-mark-11576.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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