英規制当局がバイナンスへの通知を更新、BNBは上位20中最高のパフォーマンスに

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 26日、バイナンスコイン(BNB)が優れたパフォーマンスを見せている。英国の金融規制当局が、暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスについて、同当局から提示された「要件のあらゆる側面に準拠した」と評価を更新したことを受けた。将来的にバイナンスが規制対象の英国市場に戻ってくる可能性が出てきたのかもしれない。

 UTC(協定世界時)26日9時7分、時価総額4位のバイナンスコインは、大半が下落傾向にある暗号資産市場で前日比2.3%高となった。現在、1BNB=約484ドルで取引されている。さらに同日、バイナンスコインは上位20種の中で最高のパフォーマンスを示した通貨となっている。

 1週間では20.7%、1カ月では60%、1年では2156%上昇している。週間上昇率では、上位20種の中でカルダノ(ADA)に次いで2番目に優れたパフォーマンスとなっている。

 英FCA(金融行動監視機構)は6月、バイナンスが英国で規制対象の活動を行うことを禁止した。同社の事業は効果的に監督されない恐れがあるためだと主張している。

 しかし、同機構は25日に通知を更新。

 それによると、「21年6月25日、FCAは『バイナンス・マーケット・リミテッド(BML)』に対して要件を課した。同社は要件のすべての側面に準拠した」という。続けて、「これら要件は引き続き有効であり、依然としてBMLは英国で規制対象の事業を行うことはできない」と伝えている。

 FCAの金融サービス登録活動一覧にはバイナンスも含まれているが、8月26日時点では「同社が運営できる金融サービス活動には、要件あるいは制限が課されている」ことが確認できる。

 クリプトニュースはバイナンスとFCAにコメントを求めている。

 この動きは、FCAが出した6月25日付の通達に続くものだが、そこでは規制対象の英国市場でバイナンスが営業することを禁止するという判断に至った理由を説明している。それは、バイナンスは「効果的な監督に関する許認可条件を満たしていない」こと、FCAが21年に行った質問の一部に対し、適切な回答の提出を拒否したことを考慮したためだとした。

 特に、バイナンスは同グループの全事業体の称号や役割などを含む、グローバルなビジネスモデルについての質問の回答を拒否したことで非難されている。

 FCAは他にも、バイナンスがBinance.comを通じて提供されている幅広い商品に関する情報を提供できなかったこと、英国の顧客がバイナンスのサービスを利用する際に関与する可能性があるすべての事業体を特定できなかったことも指摘している。

 バイナンス側は、同ウェブサイトは英国外から運用されていると回答。その場合、英国の「17年のマネーロンダリング・テロへの資金供与・資金移動に関する規制」の対象にはならないと主張した。

 またFCAは、バイナンス株式トークンについての質問を回避したことでもバイナンスを非難している。同商品の法的または規制上の状況に関する明確な情報を提供することができなかったとしている。

 FCAは結論として、バイナンスが12カ月以上の間、規制対象の活動を行っておらず、FCAの「効果的な監督に関する許認可条件」を満たしていない、あるいはその可能性が高いと判断したとしている。

 バイナンスのチャンポン・ジャオCEO(最高経営責任者)は、この最新の展開をバイナンスコミュニティで共有。このニュースに対しては、前向きな反応がほとんどだった。

 あるユーザーは、「規制がすぐに始まることを知っていたので、過去数カ月で元規制当局者を雇い始めたのですね」と返信。バイナンスが複数の元規制当局者を採用した最近の取り組みを称賛した。バイナンスは8月、元米財務省職員をマネーロンダリング対応責任者に任命したと発表していた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bnb-best-top-20-performer-today-as-uk-regulator-updates-bina-11568.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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