フェイスブックがNFT市場に注目、電子決済分野での中国の優位性に警戒

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 フェイスブックがNFT(非代替性トークン)業界に参入しようとしている可能性が浮上した。また、米国は「デジタル決済」競争で中国に負けていると主張している。

 フェイスブックのブロックチェーン担当責任者で、ディエムの開発者でもあるデビッド・マーカス氏は、同社はNFT分野に「関与する」には「良い立場」にいると発言。同分野に参入するため「当然さまざまな方法を検討している」とブルームバーグに語った。

 フェイスブックが近々発表するデジタルウォレットNoviの指導者でもあるマーカス氏は、ウォレットは「すでに準備ができている」と話す。しかし、規模が縮小されたディエムプロジェクトの始動前に公開されることはないだろう。

 マーカス氏は、「Noviのような優れた暗号資産(仮想通貨)ウォレットがあるとき、消費者がNFTを扱うことができる方法も考えなければならない。われわれは当然、それについて考えている」と述べた。

 しかし同氏は、「最後の手段」として、ディエムのローンチを待たずにNoviを発表するという考えをフェイスブックは受け入れるとみている。この発言は恐らく、19年に発表されてから、ディエムプロジェクトの進展が異常に遅いことを指摘したものだろう。

 国際通貨で構成された「バスケット」に裏付く「グローバルなステーブルコイン」を目指した計画は、スイスに拠点を置き、世界の大手決済企業も参加している。しかし、規制の圧力によって計画は崩れ、マスターカードなどがディエム(旧名リブラ)プロジェクトから脱退、大幅な見直しを余儀なくされた。

 しかし、フェイスブックは依然として決済分野への進出に意欲的で、「フェイスブックペイ」ネットワークを構築するなど、すでにいくらか基盤を整えている。

 同社は、世界の競合他社に後れを取ることを恐れているようで、米国政府に対して、テクノロジー大手による決済計画の後れはコストがかかると警告している。中国のテクノロジー大手、アリババとテンセントは、急成長を遂げている電子決済プラットフォームを有しており、すでに中国決済市場の15%を支配している。両社は現在、海外展開に力を入れている。

 マーカス氏は、「決済技術でイノベーションが起こらなければ」、米国などの欧米諸国は「デジタル決済が主流の世界に適応する中で、中国と張り合うのに苦労するだろう」と警告。

 「すでに憂慮すべき速さで後れを取っている」と主張した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/facebook-eyes-nft-market-warns-of-chinese-e-pay-dominance-11555.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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