スペイン警察、111台の装置収容の暗号資産マイニングファームを強制捜査

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 スペイン警察が、地下にある違法な暗号資産(仮想通貨)マイニング施設への強制捜査の様子を映像に収めた。映像では、100台以上のマイニング装置を収容していたとされる民家に突入している。

 国家警察が公開したビデオの中では、トレド県ジェレス市という人口3000人余りの郊外の閑静な住宅地で、警察官がドアを破壊し家の中に乗り込んでいる。

 エル・ムンドによると、この問題となっている民家から、一般家庭の平均をはるかに超える異常な電力消費量と熱放射が発生しているというとの情報を得て、警察が捜査に乗り出した。

 ビデオでは、1人の警察官が頑丈な道具を用いてドアを破壊しようとしているところが映っている。別の屈強な警察官が代わり、力ずくでようやくドアを開けた。その後、武装した複数の警察が家の中に入っていく。

 同メディアによると、警察は通常、麻薬密売人を逮捕するためにこのような方法で家に乗り込むことが多いという。しかし、彼らの前に現れたのは、麻薬ではなく「絡み合ったコンピュータ機器」だった。

 ビデオの後半では、警察官がまだ稼働しているマイニング装置、機器の過熱を防ぐための冷却装置を調査する様子が映し出されている。

 7月、トレドの気温は通常30度台半ばまで上昇する。しかし、スペインはここ数週間、猛烈な熱波に襲われており、気温が40度台半ばまで上がっている地域もある。トレドではこの夏、30度台後半の気温が定期的に観測されており、このマイニング「ファーム」と冷却装置にはかなりの負担がかかっていたと思われる。

 警察によると、1人の女性が地元の送電網から電力を盗んだ疑いで調査されている。

 また、この「マイニング拠点」には「111台のマイニング装置と、温度が危険なレベルにまで上昇するのを防ぐ高度な空調システム」が設置されていたという。

 警察は、マイニングされていたトークンについては明らかにしなかったが、「通貨はハイテク犯罪やマネーロンダリングに関連した不正行為の中で、決済手段として定期的に利用されていた」と主張している。

 最後に警察は「この事件の事実関係を完全に解明するため、捜査を継続している」と伝えた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/watch-spanish-police-bust-a-suspected-111-rig-crypto-mining-11521.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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