韓国CBDCパイロット試験は現在進行中、サムスンも参加

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 韓国の中央銀行である韓国銀行(BOK)はデジタル韓国ウォンの試作品の試験を公式に開始している。

 同銀行は2段階の中央銀行デジタル通貨(CBDC)パイロット試験を実施することを決定し、第1段階は今週から22年6月まで行われ、試験は技術の実行可能性と有用性に焦点を当てる。その後、BOKはプライバシー関連問題への対応と海外送金のような、さらなる使用事例の可能性を検討するための第2段階へと続ける。

 以前報道されたように、BOKは多くのカカオの子会社が率いる合弁企業とパイロット試験を実施することを決定した。カカオは人気のチャットアプリ、独自のオンライン決済プラットフォーム、多くの暗号資産(仮想通貨)とブロックチェーン関連に関心がある急成長中のテクノロジー大手企業である。

 Fnニュースによれば、複合企業、携帯製造業者の部門、または子会社であるサムスン電子とITサービス部門のサムスンSDSの関与に関する以前の報道を認め、サムスンの2企業もこの計画に取り組んでいる。

 イーサリアム(ETH)に焦点を当てている米拠点企業コンセンシスや韓国内のブロックチェーンやIT小規模プレーヤーの多くも加わっている。

 CBDCパイロット試験は8月23日に公式に開始した。東アジア諸国で現地ステーブルコインの計画やキャッシュレス決済があちこちに現れ始めているにもかかわらず、公式には発行を明言していないBOKは稼働日時という厄介な問題から距離を置いている。

 現在、CBDCの運用は「世界中で開始」し、スウェーデンが進展の「最前線にいる」というBOK職員の話が伝えられている。

 スウェーデンのe―Krona計画は比較的進んでいるが、韓国政府は近隣国である中国に目を向けている。中国政府のデジタル人民元試験はほぼ完了し、おそらく22年冬季オリンピックに間に合うように、全国的に、または首都の北京でトークンがローンチされるだろう。

 韓国はテクノロジー革新において、中国や他の東アジア国である日本に先を行かれることはなかった。BOKと日本の中央銀行はともに、応対するように、ここ数カ月で驚異的にCBDC計画のスピードを早めているが、デジタル人民に直接言及することは避け、代わりに「世界」の発展に遅れないようにする必要性について話している。

 7月、BOK総裁イ・ジュヨル氏は、発行の承認が必要ならば、トークンを発行するには「早くても2、3年」かかると話している。

 しかし、CBDCの試作品を開発する決定は、暗号資産の採用という課題に「対応する」ものというよりは、現金の需要の低下に対応するものだと付け加えている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/south-korean-cbdc-pilot-is-now-underway-and-samsung-is-onboa-11538.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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