BTCマイナーに復活の兆し―データ分析会社グラスノードが調査

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 ビットコイン(BTC)マイニングの歴史において激動の期間を経て、マイナーに一筋の光明がもたらされた。ハッシュレートが回復し、21年夏に中国本土から撤退せざるを得なくなったBTCマイナーの一部が世界各地で活動を再開し始めたと報告されている。

 データ分析会社のグラスノードの最新のオンチェーン・レポートによると、中国からの「大移動」は「継続して」おり、マイナーは「中国から移行しつつある」という。しかし、この一部は移動を終えたらしく、レポートの著者らは「7月の最低値からハッシュレートが回復し始めたことを確認した」と記している。

 著者らは、ハッシュレートは5月に約180EH/sまで増加した後50%も減少しており、これは「影響を受けたマイナーの規模」が「ネットワークの約半分」だったことを示していると主張した。

 しかし、移動したマイナーにとって活動再開は優先事項であるようだ。過去2カ月間でハッシュレートは「最低値から約25%増加」しており、これは「影響を受けたマイナーの約12.5%に相当するハッシュレートが戻ってきた」ことを示していると思われる、とグラスノードは記した。

 BitInfoCharts.comによると、BTCハッシュレートの7日間移動平均は7月上旬の最低値から41%以上増加しているが、5月に記録した史上最高値にはまだ遠い。

 前述の「大移動」や20年の半減期の波及的影響で、難易度も調整されている。

 著者らは、「活動を続けているマイナーは現在、1ハッシュあたりのBTC収入が57%増の約8.8BTC/EHとなっている」と記した。

 喜ぶべき要因は他にもある。この2カ月間マイナーの保有残高は増加傾向が続いていると著者らは説明し、次のように述べた。

 「マイナーの保有残高は現在、毎月5000BTC純増している。これはマイナーからの売り圧力の減少を示している」

 一方、BTC価格が再び上昇しているため、「流通しているコインの19.2%が黒字に戻った」と著者らは記した。これは、「約360万BTCがこの価格帯で最後に利用されためこの価格帯にオンチェーンの原価基準があることを意味する」という。

 そしてこのことから、著者らは「この価格帯で大量のBTCが蓄積された」と推定し、BTCが同じ1BTC=3万-4万ドルの範囲にいた21年1月の場合と比べて、利益の出ている流通量の「増加」は遥かに大きい、とした。

 これは、21年初頭以来「ネット上」で約140万「BTCがこの価格帯で再評価された」ことを意味している、と著者らは主張した。

 記事執筆時点のコインゲッコーのデータによると、BTCは約45800ドルで取引されている。24時間で3.1%下落し、1週間では0.9%下落している。

 UTC(協定世界時)で17日午前9時24分時点ではBTCは4万6344ドルで取引されており、1日間で1.5%上昇、1週間では変化無しとなっている。1カ月間では47%、1年間では290%上昇している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/green-shoots-of-recovery-sprout-for-bitcoin-miners-report-11461.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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