暗号資産市場センチメント、ポジティブゾーンに近づく

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 暗号資産(仮想通貨)センチメントが4週連続で上昇し、ポジティブゾーンにかなり近づいている。市場センチメント分析サービスのオーメニックスによると16日、主要暗号資産10種の暗号資産市場センチメントスコア(セントスコア)の7日間移動平均は先週の5.85から5.94に増加した。上位10種のうち6種はポジティブゾーンにあるが、全体のセントスコアは1つの通貨の大幅低下に引きずられているようだ。

 過去1週間において、上位10種のうち7種のセントスコアが増加。XRP(XRP)のセントスコアが10.9%で最大の増加となった。次にテザー(USDT)の7.6%増、ビットコイン(BTC)の約6%増が続いた。その他の増加した通貨は、チェーンリンク(LINK)、カルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)、イーサリアム(ETH)で、1.7%から4.3%増加した。

 過去1週間で低下した3種のうち、USDコイン(USDC)が15%以上と最大の低下となった。バイナンスコイン(BNB)は2.5%、ユニスワップ(UNI)は1.2%低下した。

 注目すべきは、USDコインのセントスコアが中間値となる5から4.3に大幅に低下したことで、上位10種全体のセントスコアにも影響が及んでいることだ。USDコインは10種の中で唯一スコアが5を下回っており、残りの3種(ポジティブゾーンにある通貨を除く)は5.5―5.7の範囲に収まっている。

 一方で、過去24時間の上位10種のセントスコアは現在、先週突入したポジティブゾーンの少し下となる5.99を示している。1週間前の9日、セントスコアは6.03だった。イーサリアム、チェーンリンク、カルダノ、XRPの4種のセントスコアは低下。USDコインは0.6%増とやや回復したが、現在スコア3.8でネガティブゾーンに入っている。バイナンスコインは最大となる5.1%増、次に4.1%増のビットコインが続いた。反対に最小の増加率となった通貨はポルカドットで、わずか0.1%増とほとんど変化はない。ビットコイン、イーサリアム、チェーンリンク、ポルカドット、カルダノの5種がポジティブゾーンに入り、4種が5.6-5.9の範囲に収まっている。

 上位10種リスト以外の25種の週間パフォーマンスを見ると、低下した通貨はわずか4種のみ。最大の低下率を示した通貨はネオ(NEO)で10.5%減、最小がメイカー(MKR)の0.6%減だった。セントスコアが増加した通貨については、最大の増加率を示した通貨はクアンタム(QTUM)で12.2%増、最小はステラルーメン(XLM)の1.3%増。10種の通貨がポジティブゾーンに入っており、3種のセントスコアが5を下回っている。しかし、ネガティブゾーンにある通貨はなく、残りの通貨は5-5.9の範囲に収まっている。

●分析手法

 オーメニックスは独自のアルゴリズムに基づき、ニュース、ソーシャルメディア、テクニカル分析、拡散されたトレンド、暗号資産のファンダメンタルズを集計したセントスコアによって市場センチメントを計測している。

 同社は自社のウェブサイトで「オーメニックスはトレンドになったニュース記事と、ソーシャルメディアで拡散された投稿をオールインワンのデータプラットフォームに集約しており、そこでコンテンツのセンチメントが分析できます」と説明している。加えて「オーメニックスはニュースとソーシャルメディアに基づく2種のセンチメント指標と、テクニカル分析、暗号資産のファンダメンタルズ、バズによる追加の縦軸3種を組み合わせて、各通貨の見通しを示す値であるセントスコアを生成しています」としている。現在、同社は35種の暗号資産を評価している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-market-sentiment-within-reach-of-positive-zone-11450.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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