米インフラ法妥協案の最後のあがきが米暗号資産を救うには遅すぎる

35097792_s.jpg

 時間がなくなりつつあり、上院議員の2つの対立政党が大混乱で批判を浴びているインフラ法案への譲歩が近づき、米暗号資産(仮想通貨)部門にとって、あと一歩ということになりそうだ。

 上院は土曜日に法案に投票することを望んだが、最終的に時間が足りなくなり、火曜日(8月10日)の早い時間までに議論を終え、投票することとなる。

 投票の数時間前に、上院議員は数千億ドルに相当する公共支出計画の資金を集めるために考案されている法案に追加する競合している暗号資産関連修正案の2つのうちから(どちらかを選ぶなら)どちらを選ぶか決定する必要がある。

 法案は暗号資産ソフトウェア開発者、バリデータ、採掘者を「仲介業者」と分類し、今まで以上に暗号資産プレーヤーに活動をIRS(国税庁)に報告するよう強要することを目指している。これは暗号資産業界から約280億ドルを搾り取る可能性があり、暗号資産プレーヤーがやりくりしたければ、海外へ移動する必要があると警告する人もいる。

 暗号資産コミュニティの著名人は上院財政委員会議長ロン・ワイデン氏、共和党上院議員パット・トゥーミー氏とシンシア・ルミス氏の提案を支援しているが、ホワイトハウスの報道担当官はプルーフ・オブ・ワーク採掘者を「仲介者」の立場から除外する別の修正案を公に支持している。しかし、プルーフ・オブ・ステークバリデータは除外されない。この修正案は共和党上院議員ロブ・ポートマン氏、民主党議員マーク・ワーナー氏、クリステン・シネマ氏が制作した。

 週末にかけて、2党は最終的に統合された提案になるだろう妥協案について話し合ったようだ。

 ワイデン氏と対立政党は「現在も協議している」とワイデン氏が話しているとブルームバーグは伝えているが、「どの問題が解決されていないのかについて話すことは拒否した」と話している。

 しかし、法案の投票の前に、上院議員が合意に至らなければ、「合意に至るための直前の狂乱は効果がなかったと判明する」と指摘している。

 上院が法案への投票を保留し、日曜日の夜に30時間の討論期間が施行された。

 ルミナス氏の話が伝えられている。

 「議事進行係や総務が2回目の30時間討論で私たちに修正案の提出を認めるかは分からないが、明らかになるだろう」

 不吉な更新を発表した辛口のテキサス上院議員テッド・クルーズ氏という形で暗号資産部門の擁護者とはならないだろう人が現れた。

 クルーズ氏は民主党は法案の「さらなる修正案すべてに反対」したと書き、法案の支持者をツイッターで攻撃した。これはワイデン氏、ルミナス氏、トゥーミー氏の修正案や「新しい暗号資産規則を破棄する」ことを含むクルーズ氏の修正案への「投票はない」ことを意味するとクルーズ氏は主張している。

 投票の前に法案と(暗号資産関連方策を含む)合計22の修正案を議論するのにどれだけ時間がかかるのかと疑問を口にする議員もおり、法案の状況についての論争は上院を「行き詰まらせている」。

 上院の投票が決定するのは「火曜日の早朝だと予想され」、「法案の通過に自信がある」上院議員もいれば、最初は法案を支持していたが、現在は反対票を投票すると話している共和党上院議員トッド・ヤング氏は計画を妨害しているとCNNは報道している。ヤング氏は「多くの民主党の優先事項が法案に含まれていることに賛成」できないと主張している。

 ルミナス氏は「世界の金融リーダーとしての米国の立場は特権であり、権利ではない」とツイッターに書き、厳しい警告をしている。ルミナス氏は次のように付け加えている。

 「他国はデジタル資産の開発で私たちに先駆けている。取り違えれば、私たちは自分たちを不利な立場に置き、今後の繁栄を危険にさらす」

 一方、クルーズ氏は「上院は成長中で刺激的な暗号資産業界に何十億ドルの被害を与え、ほとんどを海外へと追いやる。暗号資産について理解している上院は5人もいない」と書き、民主党と上院を非難した。

 法案を「無謀で有害」と呼び、次のように付け加えた。

 「上院が8月9日夜に話したことは、私たちが何も知らないことから税金を取ろう。そうすれば、読んでいない巨大な法案を通過して、米国人の金を資金に余裕のないことに回せる」

 コンパウンドファイナンスの総合弁護士ジェイク・チェルビンスキー氏とワイデン氏、ルミナス氏、トゥーミー氏の修正案の米暗号資産コミュニティ支持者のひとりは、上院は火曜日までに「法案を修正する可能性がある」と主張し、ツイッターで分析を提供した。

 また、上院は「現在、妥協案に取り掛かっている」ため、暗号資産界が「以前あったようなワイデン氏の修正案を得ることはおそらくない」だろうとチェルビンスキー氏は付け加えている。

 しかし、方策が修正なしに上院を通過し、議会へと向かえば、「経過を分析することは難しい」と意見を述べている。

 メッサーリの設立者かつCEO(最高経営責任者)のライアン・セルキス氏は次のように書いている。

 「現時点で、議員がワイデン氏(の提案)を検討する時間おそらくない。これはこのくだらないもの(法案)が修正案を提出できる下院に戻ることを意味する。違いがあるとすれば、この2つの法案は『協議される』ということだ。」

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/last-gasp-infra-bill-compromise-may-not-come-fast-enough-to-11355.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて