ウルグアイの上院議員、暗号資産の導入・規制法案を提出

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 ウルグアイの優秀な若手起業家兼上院議員が、企業が暗号資産(仮想通貨)を決済手段として合法的に利用できるようにする法案を提出した。

 サルトリ上院議員(40歳)は、複合企業ユニオン・グループの創設者であり、英国のフットボールクラブのサンダーランドAFCの共同所有者兼ディレクターでもある。20年2月に上院の議席を獲得している。

 サルトリ上院議員が4日に提出したこの新たな法案は、上院の各委員会で審議されることになる。同法案では、ウルグアイが国内の暗号資産利用をどのように規制することができるかについても説明している。

 サルトリ氏は、「暗号資産は、新たな投資と雇用を生み出す機会である。われわれは今日、世界的にも先駆的な法案を提出する。(トークンの)生産・商業化に関連する事業において、合法的で安全な(暗号資産の)利用を確立するための法案だ」と述べた。

 同法案では、次の措置の実施が提案されている。

・国内の暗号資産分野を、中央銀行とマネーロンダリング対策組織SENACLAFTによる規制の範囲内に置くこと
・暗号資産が「有効な決済手段」として認められること
・「暗号資産マイング」や「ブロックチェーン」、「トークン」などの用語について、法律上の定義を示すこと
・暗号資産取引所ユーザーのための顧客保護システムを構築すること
・国内のVASP(暗号資産サービスプロバイダー)の登録システムを構築すること
・規制を遵守しない暗号資産企業に対しては「制裁」を課すこと

 同法案の興味深い点は、教育文化省が主導し、全市民が自由に参加することができる暗号資産の「訓練プログラム」の「設立」も提案していることだ。

 エル・オブセルバドールは、ウルグアイ・カトリック大学の銀行法学教授であるフェデリコ・レモス氏のコメントを掲載。同氏は、法案は複数の分野からの賛同を得る可能性が十分にあると主張している。

 同氏によると、「この分野の規制を目的としたプロジェクトは、常に法律関係の組織に歓迎される。なぜなら、この種のプロジェクトが最終的に目指すものは、世界に多大な影響を与え、適切なバランスを見つけようとする規制当局が夜も眠れないほどに取り組まなければならない分野に法的な確実性を与えることだからだ」という。

 レモス氏は続けて、同分野は「世界が完全に理解できていない経済現象」であるため、「細心の注意を払って」規制されなければならないと述べた。

 ツイッターでは、同法案に対する反応が分かれている。暗号資産が本当に規制されることになるのか疑問に思うものや、ウルグアイは中南米地域の技術革新の中心地となるよう取り組んでいくべきだという意見もある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/uruguay-senator-sartori-unveils-crypto-adoption-and-regulati-11321.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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