ヘッジファンドのCFOの多くがいずれ暗号資産に投資すると回答

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 機関投資家の間で暗号資産(仮想通貨)に対する関心が急速に高まっているようだ。調査対象となったヘッジファンドのCFO(最高財務責任者)のほぼ100%が26年までに自分たちのファンドが暗号資産に投資すると考えており、グレイスケール・ビットコイン・トラストやグレイスケール・イーサリアム・トラストを購入する保険会社が増えている。

 信託・企業管理会社であるインタートラストの最近の調査によると、ヘッジファンドのCFOの98%が、5年以内に自分たちのファンドが暗号資産に投資すると見込んでいる。

 さらに、CFOの約6人に1人が投資資産の少なくとも10%を暗号資産に投資すると見込んでおり、平均すると回答者はこの資産クラスに7.2%を投資すると見込んでいることが明らかになった。

 インタートラスト・グループのファンド販売担当グローバルヘッドであるジョナサン・ホワイト氏は、「投資家の視点から考えると、CFOは投資家が安心するためにそれらの適切な管理を確保しなければならない。6人に1人が暗号資産への10%以上の投資を見込んでいるなら、6人に1人がその投資に備える必要がある」とコメントした。

 この調査は、平均73億ドルの運用資産を管理し、欧州大陸、英国、北米、アジアで何らかの形でCFO関連の責任を負っている管理職の回答者100人の見解を示している。

 このレポートの数字によると、世界の地域の中では北米のCFOが暗号資産へのエクスポージャーを増やすことに最も熱心であり、平均で資産の約11%と見積もっている。

 「北米、欧州、英国では、回答者の全てが少なくともポートフォリオの1%を(暗号資産に)投資する見込みだと答えた」とインタートラストは述べた。

 世界的にみても、ファンド資産を暗号資産に投資する予定はないと回答したヘッジファンドのCFOはわずか2%だった。

 インタートラストは、過去1年間のビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)などの「素晴らしいパフォーマンスを受けて」暗号資産への関心が急増し、機関投資家や個人投資家のデジタル資産への関心が高まっていると認めた。

 このレポートによると「ヘッジファンドはこの資産配分の変化に備える必要がある。資産の保管場所、暗号資産投資に関する運用管理の強化方法、資産の点検方法を考える必要がある」という。

 クイルター・チェビオット・インベスト・マネジメントのエグゼクティブ・ディレクターであるデビッド・ミラー氏はフィナンシャル・タイムズに対し、ヘッジファンドは暗号資産の「リスクだけでなく長期的な潜在力を十分に認識している」と語った。

 一方、既存の機関投資家による暗号資産への関心の高まりの別の兆候として、S&Pグローバルの情報によると、6社の保険会社が21年第1四半期にグレイスケール・インベストメンツの提供する暗号資産投資商品に出資し、グレイスケール・ビットコイン・トラストやグレイスケール・イーサリアム・トラストを購入している。

 前四半期に暗号資産へのエクスポージャーを増やしたこれらの保険会社は、グリネル・ミューチュアル・リインシュランス、ステート・ミューチュアル・インシュランス、マサチューセッツ・ミューチュアル・ライフ・インシュランス、マスミューチュアル、ニューヨーク・ライフ・インシュランス、アトランティック・ステーツ・インシュランスである。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/hedge-fund-cfos-and-insurers-show-a-growing-appetite-for-cry-10695.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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