キューバ大統領が「便益のある」暗号資産導入の可能性に言及

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 キューバ政府は、深刻な経済制裁とコロナウイルスのパンデミックの影響で国内経済が大きな打撃を受ける中、経済危機に対抗する手段として暗号資産(仮想通貨)の採用を検討している。

 4月、キューバの政策決定の中枢であるキューバ共産党大会で、経済的苦境から抜け出すために暗号資産がどのように役立ちうるかの研究を含む諸提案が提出された。前に報じたように、重要な党会合に提出された提案の内容は、4月19日の会議で政策立案者らが「経済における暗号資産」の利用「研究」を始めたことを示唆している。

 この案は現在注目を集めているようだ。EFE通信は、ミゲル・ディアスカネル大統領が、次のテレビ演説で国民に進展を説明する準備を進めていると報じた。

 ただしディアスカネル大統領は既に、地方の知事や有力政治家との「バーチャル会議」で暗号資産採用計画の可能性に言及している。

 ペリオディコ・クバーノ紙は、国営メディアの特派員がバーチャル出席したオンライン会議において、大統領が「国家経済の一部として暗号資産を用いることの便益」について発言したと報じた。

 大統領はまた、「通貨の用途に関する決定」について「国民に逐次報告する」つもりだと話したが、それ以上詳細を述べることは控えた。

 キューバではここ数カ月間、暗号資産を匂わせるマルチ商法詐欺が相次いでいる。大統領もこれらについて言及し、そのような「投資のねずみ講」は「キューバ政府が推進あるいは承認しているものではない」とした。

 キューバ政府は以前にも暗号資産採用に関して似たような宣言を行っていたが、以前のものは現実の政策変更という意味では大きな影響力を持たなかったと思われる。19年には、同国の経済企画省による次のような発言が報じられた。

 「我々は国内および国際的な商業的事項について(暗号資産の)応用方法の研究を検討している(中略)こうした対策は我々を前進させ得るものだ(中略)我々は経済的問題を解決するための代替手段を模索しなければならない」

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/cuban-president-talks-possible-adoption-of-convenient-crypto-10270.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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