ブロックワン、コインベースやバイナンスとの競争に向け100億ドルを調達

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 活況の暗号資産(仮想通貨)取引所業界に新たな大手企業が参入するかもしれない。オープンソースのブロックチェーン・ソフトウェアであるEOSIOの開発企業ブロックワンが、21年に新たな暗号資産取引所であるブリッシュの立ち上げを目指し、資金調達で100億ドルを確保したと発表した。

 ブロックワンは自社資金で1億ドル、16万4000ビットコイン(BTC)、2000万イオス(EOS)をそれぞれ新子会社のブリッシュ・グローバルに注入し、加えて他の戦略的投資家が合わせて3億ドルを出資したと述べた。資金提供者の中は、ピーター・ティール氏のティール・キャピタルやファウンダーズ・ファンド、アラン・ハワード氏、ルイス・ベーコン氏、リチャード・リー氏、クリスティアン・アンガーマイヤー氏、ギャラクシー・デジタル、そして国際的投資銀行の野村グループが含まれている。

 この新プラットフォームは、新規の自動値付け、レンディング、ポートフォリオ管理ツールなどの提供とともに「集権型オーダーブック技術が提供するパフォーマンス、ユーザープライバシー、コンプライアンスを、DeFi(分散型金融)市場アーキテクチャの垂直統合型ユーザーベネフィットと結びつける」ことを目指している。

 ブリッシュ・グローバルは、EOSIOとイオス・パブリック・ブロックチェーンを活用して、「ブリッシュ・プラットフォームで処理されたすべてのトランザクションについて、暗号学的に検証され、立証可能で、不変の監査証跡」を生成するという。

 このニュースを受け、時価総額で19位にランクインするイオスは30分の間に20%以上急騰した。協定世界時13時10分時点で、イオスは1EOS=11.04ドルで取引されており、1日で8%、1週間で59%、1カ月間で64%値上がりしている。

 ブロックワンのブレンダン・ブルマーCEO(最高経営責任者)はプレスリリースの中で、「このブリッシュ取引所は、ブロックチェーン技術と新たな市場アーキテクチャを活用して、最新の暗号資産投資戦略へのより優れかつより安全なアクセスを機関や個人に提供するために、費用のかかるサードパーティの機能を透明性のある形で自動化し、それらを収益を生み出すポートフォリオ管理ツールに変えることで、高成長のトレード業界に革命を起こす」と述べた。

 ギャラクシー・デジタルのマイク・ノボグラッツ氏は、「ブリッシュの規模とスケールが、高性能ブロックチェーン・エンジニアリングに関するブロックワンの経験が組み合わせることで、ブリッシュは初日から恐るべきプレイヤーになるだろう」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/block-one-secures-usd-10b-to-compete-with-coinbase-binance-c-10261.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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