エル・コルテ・イングレスがビットコインを思わせるブランド名を先行申請

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 スペインの小売大手エル・コルテ・イングレスは「ビットコル」という商号を申請している。この名称は、同社が暗号資産(仮想通貨)関連ビジネスの世界にさらなる一歩を踏み入れる備えができたことを示している可能性がある。

 新聞エル・パイスによれば、同社は欧州連合知的財産庁に上述のブランド名を登記した。さらに記事には、同社はビットコル・エル・コルテ・イングレスというブランド名を3月23日に登記したと書かれている。知的財産庁は現在、登記への「異議申し立て」がないかを検討するプロセスにあるが、「現時点で異議は示されていない」という。

 同社は申請を急いでおり、急な障害が生じない限りは、このブランドは6月28日に正式に登記される予定だ。

 エル・パイスの報道によれば、今回の申請はビットコルというブランドの詳細について「両替と為替取引に関連した金融サービスおよび金融取引」を提供するものとしている。

 エル・パイスは、この記述と「ビットコルという名称を合わせて」考えると「(暗号資産の)世界との繋がりは明白だ」と付け加えている。

 またエル・パイスは「エル・コルテ・イングレスに近い情報筋」が、このブランドが暗号資産に関わると証言しつつも、同社の「直近の計画には、この活動に関連する暗号資産やその他のサービスの立ち上げは含まれていない」と説明したことを伝えた。

 エル・パイスの取材に対し同社はこの件へのコメントを控えた。クリプトニュースの方でもコメントを要請している。

 ただし、エル・パイスの情報筋は、同社が暗号資産に飛び込む決心をする前に他社が同じ名称を使うことを防ごうとして「予防的登記」を行った可能性があるとも証言している。

 19年に、同社は再生可能エネルギーの利用量を追跡するためにブロックチェーンを活用したソリューションの利用を始めると発表した。一方18年には、同社が暗号資産決済関連のビジネスの可能性について、スペインのレオンに本社を置く暗号資産決済プラットフォームのユーロコインペイとの間で会合を持ったと報じられていた。

 だが、エル・コルテ・イングレスの直近の動きは、まだ実を結んでいないとしてもこれまでの中では群を抜いて強気な動きだ。広く知られた同社のブランドであるブリコルはDIY用品や住宅修繕用品や材料を幅広く販売している。同社は他にもスーパーマーケットのスーペルコルやイーペルコルを始めとした複数の事業部門を運営しており、それらはいずれも「~コル」という接尾辞が付けられている。

 とりわけ、他の大衆向け暗号資産リテーラーが成功を収めていることを考えると、ビットコルブランドでは暗号資産のリテール分野を追求する可能性がある。リテーラーの1つであるビットベースは現在スペインの大都市ほとんどに物理的な店舗を出店しており、バルセロナやマドリッドのような都市では複数の店舗を運営している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/el-corte-ingles-fast-tracks-bitcoin-flavored-brand-name-regi-10240.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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