バイナンス・ペイを「密かに」ローンチ、バイナンス・カードは「好調」―バイナンスCEO

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 大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは先週金曜日(1月29日)、「密かに」バイナンス・ペイをローンチしていた。現在はベータ版で稼働している。バイナンスCEO(最高経営責任者)によると、他にも進行中のプロジェクトがあるという。

 詳細はあまり明かされていないが、CEOの「CZ」ことチャンポン・ジャオ氏はバイナンス・ブロックチェーン・ウィークで、バイナンス・ペイが静かにローンチしていたことを明かし、「商品を見つけることができたら試してみるといい」と冗談交じりに伝えた。

 ジャオ氏は、バイナンス・ペイは21年に重点的に取り組もうとしているセット商品の一部だと述べた。発表はなかったももの、公式ウェブサイトのサポートページに「バイナンス・ペイは非接触、ボーダーレスで、安全な暗号資産決済テクノロジーであり、世界中の友人や家族からの暗号資産での支払い・受け取りが可能になる」と伝えている。

 バイナンス・ペイは現在、バイナンスコイン(BNB)、バイナンスUSD(BUSD)、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)、スワイプ(SXP)、そして唯一の法定通貨であるユーロの6通貨を取り扱っている。

 「決済は暗号資産が持つ明確なユースケースであると考えている。しかし業者にとっては、消費者の大多数が利用しない通貨より、一般的に日々使われる現金やクレジットカードを扱うほうが都合がいい。暗号資産市場の状況に対応する必要がないためだ」とジャオ氏は語る。

 その一方、直接暗号資産で支払うことで、「完全な暗号資産環境の中にとどまる」ことができると主張した。

 バイナンスのウェブサイトによると、ユーザーは1万ドル(相当)以下の支払い・受け取り、または24時間以内に10件以内の取引を行うことができる。バイナンス・ペイで受け取った資金に関して、その他ウォレットへの送金は24時間後から可能になる。

 同じように「ユーザーが暗号資産を支払った場合、業者は法定通貨で受け取る」環境を基本として機能するバイナンス・カードも、バイナンス・ペイのプロジェクトの1つであるとジャオ氏は話す。バイナンスはアプリ間の決済プロトタイプも開発している。

 ジャオ氏は、具体的な数字を挙げることなく「バイナンス・カードはかなり好調」で、バイナンス・カードのユーザー数は「急速に伸び、2ケタの割合で増加している」と述べた。ヨーロッパ圏に住むユーザーはカードを申請することができるが、範囲は「近いうちに拡大する」という。

 ジャオ氏が伝えた最新情報の中には、少し前にバイナンスアプリで操作が簡単な「ライトモード」を公開したというものもあった。「比較的活動が少ないトレーダーなど、新規ユーザーを対象としたバージョン」で、ライトモードが利用可能な国ではライト・プロバージョン間の切り替えができると伝えた。

 最後に、バイナンスはバイナンス・ローンチパッドに関する18個目のプロジェクト、「SafePal(SFP)」を発表。新たな参加方式が採用されるということで、2日からユーザーが保有するバイナンスコインの額を記録してくことについて説明した。ジャオ氏は、19年のバイナンスラボによるインキュベーション(事業支援)プロジェクトのように、今回のプロジェクトの中ではバイナンスは少数投資家であると述べた。

 新たな参加方法では、保有者は一定量のバイナンスコインをトークンセールに投じることができ、「新たなトークンの最終的な配分は、投じたバイナンスコインが全参加ユーザーから集まったバイナンスコイン総額に対してどれだけの割合を占めるか」によって決まる。1人当たりのトークン配分量には上限が設けられている。

 またバイナンスは、テザー(USDT)を証拠金とした「先物取引テイカー・インセンティブ・プログラム」を8日に開始する。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/binance-pay-launched-softly-and-binance-card-going-strong-ce-9110.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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