暗号資産市場のセンチメントがポジティブゾーンへ回復、BNBが週間最大の上昇

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 1年の終わりが近づく中、市場ではボラティリティ(変動率)の上昇に打撃を受け、センチメントも強まっている。時価総額でトップ10通貨に関して、暗号資産(仮想通貨)市場のセンチメント指数(セントスコア)7日間移動平均はポジティブゾーンを回復した。暗号資産市場センチメント分析ツールオーメニックスによると、前週5.46だったセントスコアは21日6に上昇した。

 市場では全体にわたりセンチメントの回復が見られた。1週間前は全通貨がマイナスを示していたが、この1週間で全通貨がプラスに変わった。週間で最高の上昇率を示した通貨はバイナンスコイン(BNB)、セントスコアは24%上昇した。2位はかなり下がってポルカドット(DOT)による14%の上昇。両通貨に関しては前週それぞれ過去最大および過去3番目に大きく低下していた。

 一方、テザー(USDT)、ステラルーメン(XLM)、ライトコイン(LTC)、チェーンリンク(LINK)の4通貨は10%以上上昇、それほど大きな違いはなくすべて10%から11%上昇した。今週最も変化が小さかったのはXRP(XRP)だった。

 最大のセントスコアを出した通貨は前週と変わらずビットコイン(BTC)、スコア7.7で首位を維持した。イーサリアム(ETC)はビットコインと同様ポジティブゾーンを維持、6.8で2位を維持している。この2通貨に近づいたのはポルカドットとカルダノ(ADA)、それぞれスコアは6.3と6をとった。今週スコア5を下回る通貨はなかった。

 特に過去24時間では上昇傾向が強まり、トップ10通貨のセントスコアは全体で6.3。比較すると1週間前の14日は5.64だった。過去24時間で上昇したのは4通貨(ビットコイン、ライトコイン、バイナンスコイン、ポルカドット)のみで、上昇率もそれほど大きくなかった(平均1.7%)が、10通貨のうち6通貨はポジティブゾーンにいる。ビットコインのセントスコアは8に近づき(7.8)、イーサリアムもスコア7をとった。他にポジティブゾーンに入った通貨はポルカドット、ライトコイン、XRP、カルダノ。残りの4通貨のスコアは5.5から5.9にとどまった。

 オーメックスのデータにあるその他通貨も回復傾向を示し、トップ10位以降の26通貨のうち低下したのは7通貨のみだった。ポジティブゾーンには前週と同じナノ(NANO)、シンセティクス(SNX)、アーベ(AAVE)が並んだ。セントスコアはそれぞれ6.4、6.2、6.1。前週は異なりネガティブゾーンに入った通貨はなく、最低のセントスコアは4.2だった。

●分析手法

 オーメニックスは独自のアルゴリズムに基づきニュース、ソーシャルメディア、テクニカル分析、拡散されたトレンド、通貨のファンダメンタルズを集計したセントスコアによって市場センチメントを計測している。

 同社は自社のウェブサイトで「オーメニックスはトレンドになったニュース記事と、ソーシャルメディアで拡散された投稿をオールインワンのデータプラットフォームに集約、そこでコンテンツのセンチメントが分析できる」と説明している。加えて「オーメニックスはニュースとソーシャルメディアに基づく2種のセンチメント指標と、テクニカル分析、通貨のファンダメンタルズ、バズによる追加の縦軸3種を組み合わせて、各通貨の見通しを示す値であるセントスコアを生成している」とある。現在、同社は39の暗号資産を評価している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/crypto-market-sentiment-is-back-in-the-positive-zone-bnb-win-8684.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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