強制開示制度が信頼性を高める―韓国暗号資産業界団体が提案

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 韓国のある業界団体がBC(ブロックチェーン)と暗号資産(仮想通貨)の運営者に対してプロジェクトやプラットフォームについての重要な詳細を公開することを強制する、暗号資産の強制開示システムを導入することを後押ししている。

 iNews24とGukjeニュースの報道によれば、この提案はKBEPA(韓国BC事業推進協会)によるものであり、KBEPAは暗号資産に関係する多くのビジネスおよび学術関係者を代表している。KBEPAは暗号資産産業は国内で悪いイメージを持たれており、透明性の強化とデータの共有によってこの問題を解決することができると考えている。

 暗号資産交換所や暗号資産発行者を装った数多くの有名な詐欺事件などを含む論争によって韓国では暗号資産への信頼が揺らいでおり、この論争にはn番部屋事件や17年後半に起きた投機やICO(イニシャル・コイン・オファリング)の急増も含まれている。また、韓国の多くの暗号資産交換所は詐欺、ハッキング、所有権論争に巻き込まれている。

 これらの要素が原因となり、韓国政府はICOの全面的な禁止や21年に暗号資産交換所に課され始める多くの厳しい政策など、暗号資産に関わるすべてのことに対して厳しい態度をとるようになっている。

 しかし、KBEPAは暗号資産企業は透明性を高めることでイメージを改善することができると考えている。KBEPAは21年3月に公布される韓国の画期的な初の暗号資産法案に修正を加えて強制開示システムを導入し、以下のことを行うよう提案している。

 ・暗号資産およびトークンの取引に関わっている企業の安全性を確保する

 ・市場の信頼性を確保する

 ・投資家を保護する

 また、この提案の下では、トークンの発行者および暗号資産交換所はBCネットワークの状態、取引されているトークンの数、関連する変更についての正確な情報を定期的にもしくは重要な変更がなされた際に報告することを義務付けられることになる。

 KBEPAは、このようにすることで、暗号資産産業は上場企業に同様の義務を課している証券業界と同等の立場に置かれることになり、韓国で同産業の信頼性を高めることができるだろうと考えている。

 KBEPAのトップを務めるLee Han-young氏は韓国の国会がこの提案を検討することに自信を持っていると述べ、この提案が認められれば「韓国がBC分野で世界的な強国になることを助けるだろう」とも語っている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/s-korean-industry-body-mandatory-crypto-disclosure-would-boo-8638.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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