ロシア銀行が「デジタルルーブル」の発行を計画

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 14日に公開したレポートの中で、ロシア銀行が独自のデジタル通貨を発行する可能性を示唆した。デジタルルーブルはロシア通貨のデジタル版になり、現金を補強する役割を果たすことになる。ロシア銀行は利用者はデジタルウォレットを使ってCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)を利用することができ、またデジタル通貨、現金、銀行口座の変換を「自由に」行うことできるだろうと述べている。

 ロシア銀行は、ますます多くの国民が今ではキャッシュレス決済を好んでおり、ロシアやその他の地域で「デジタル金融テクノロジー」の利用が増加しているためCBDCを導入したいと述べる。事実、暗号資産(仮想通貨)研究企業のチェインアナリシスの研究によれば、ロシアの暗号資産の普及率は東欧州において2番目に多い。

 しかし、民間の暗号資産に関して、ロシアはこれまで厳しい態度を見せている。ロシアは21年から国民が決済に暗号資産を利用することを禁止する、暗号資産取引およびマイニングに関する新たな規制の承認も行っている。一方で先日、複数の国の中央銀行は共同でCBDCの導入について議論を行ったが、ロシアはこの議論に参加していない。

 ロシア銀行は国民から意見を求めており、特に金融市場に参加している者およびデジタルルーブル・プロジェクトに関する「専門家」からのフィードバックを得たいと考えている。ロシア銀行はそうすることでロシアルーブル・プロジェクトへの国民の参加を促すことができると考えている。また、ロシア銀行は最終的にCBDCの試験運用を開始するために国民から得られたフィードバックおよびその他のデータを利用すると述べている。最近の報道によれば、欧州中央銀行はすでにデジタルユーロの導入について国民の意見を調査している。

 ただ、上述のレポートはデジタルルーブルの開発スケジュールやデジタル通貨がすぐに発行されるかについて言及していないことに留意する必要がある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://eng.ambcrypto.com/bank-of-russia-is-planning-to-launch-its-digital-ruble/

This story originally appeared on AMB CRYPTO.

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