DeFiトークン販売の応募が目標の46倍に、「個人投資家ブーム」の兆候か

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 暗号資産(仮想通貨)取引所Gate.ioにおける最近のIEO(イニシャル・コイン・オファリング)で、ある販売が目標の45倍の超過となったと報じられたことで、暗号資産業界に衝撃が走った。

 問題になっているトークンは、Meterとして知られるプロジェクトによるMeter Govenance Token(MTRG)だ。「暗号化され、低ボラティリティ(変動率)を持つという今までにない通貨を備えるDeFi(分散型金融)構造」及び、「リブラの非許可型代替通貨」のトークンであるとされている。

 「Meterは、記録管理(プルーフ・オブ・ステーク)で通貨の作成(プルーフ・オブ・ワーク)を分別する革新的で合理的なコンセンサス構造を利用している。その価値は10キロワットの電力量の価格によって決められるため、世界のどの不換紙幣よりも安定して動力を得ることができる」と運用するスタートアップ企業はウェブサイト上で伝えた。Meterのメインネットは7月4日にローンチされた。

 同スタートアップの発表によると、15日にIEOがGate.ioで行われたという。

 Gate.ioのウェブサイト上の情報から判断すると、IEOはテザー(USDT)で60万ドルの調達を目標としていたとされる。価格は1トークンにつき0.5USDTに設定されていた。しかし、15日に運用チームにより投稿されたツイートによると、トークン販売は単に目標を達成しただけでなく、投資家がプロフェクトに合計2740万を寄与したことで、目標を45.7倍も上回ったという。

 結果としては、各参加者は申し込もうと考えていたトークンの約2.19%しか得ることができないことになるとツイートで伝えられた。MTRGは17日よりGate.ioで取引を開始する。

 このトークンの販売を行ったのは、最初に中国で設立された暗号資産取引所のうちの1つであるGate.ioだが、中国ではいまだに大口ユーザーが集う取引所だ。これは、前ファーウェイ社員で現在は中国投資企業のJD Capital社長であるXiaohan Zhu氏を創始者とするMeterの場合にも当てはまるようだ。

 非許可型ステーブルコインの代替通貨への関心が広がっているが、暗号資産ヘッジファンド企業スパルタン・キャピタルの共同創始者及び共同出資者のケルビン・コー氏も注目している。彼は、「貪欲さ、リスク選好が増加している」状況を示す「新たな個人投資家ブームの兆候」と呼んだ。

 コー氏は最近、DeFiプラットフォームでのTVL(ロックされている合計額)が20年末までに50億ドルを超えると予想した。16日時点で25億ドル、つまり3日前より約2億ドル増加した値である。

 最新のコンセンシスのレポートによると、「金利農業」と呼ばれるものが最近DeFi世界で人気を得ているという。ただ、DeFi領域に新たに人々を多く引く寄せることはできず、「DeFi市場が現在の課題を克服して発展する」ための貢献はわずかであった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/sign-of-retail-frenzy-as-defi-token-sale-gets-oversubscribe-7145.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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