ビットコイン、3万ドル下回った後、反発

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 最も有名な暗号資産(仮想通貨)であるビットコイン(BTC)は22日、1月以来初めて1BTC=3万ドル割れに下落し、その後反騰した。

 ビットコインは2万9150ドル付近に下落し、約2時間で3万2000ドル超えに回復した。協定世界時16時23分には3万2423ドルで取引され、1日間ではほぼ値動きなしとなった。1週間では約20%、1カ月間では12%下落し、年間上昇率は251%に縮小した。

 上位10種類の他の主要暗号資産も反騰したが、まだ1日で3-12%下落している。

 分散型ソーシャルネットワークのオープンプラットフォームであるサブソーシャルの創業者、アレックス・サイマン氏は、今回の下落は「さほど不思議ではない」とした。同氏はEメールでのコメントで、「中国で進行している暗号資産関連活動の取り締まりに対する市場の抵抗はもはや急落を防いでいない」ことがその理由だと述べた。

 サイマン氏は次のように述べた。

 「この下落率では、反騰のためのベースラインを形成する価格水準を予想するのは難しい。価格を反転させる可能性がある大口投資家らが見守ることを選択しているからだ。21年末までにポジティブな動きが見られる可能性はあるが、2万ドルに向かってより鋭く下落しても私にとっては驚きではない」

 フィンテックアプリであるイールド・アプリのティム・フロストCEO(最高経営責任者)も、私たちは規制当局と暗号資産の「変曲点」に達したのかもしれないと述べ、多くの規制当局が「この資産クラスが力強く人気があることにやっと気づいた」ようだと付け加えた。それでも、これを理解し前向きな政策で効果的に規制しようとする代わりに「彼らは恐れて禁止しようとしている」とフロスト氏は述べた。

 「全体的な下向きの地合いにこれが加わり、激しい弱気相場を示唆しているようだ。賢明な投資家は落ち着いてこの嵐を乗り越えながら、暗号資産について確実な受動的利益のチャンスをうかがったほうが良い」と同氏は述べた。

 一方で、分析会社コイン・メトリックは22日、大手暗号資産取引所バイナンスが保管するビットコインの量が5月に最高値を更新したと述べた。

 「バイナンスは現在57万BTC以上を保管している。これは私たちが把握している他のどの取引所よりもはるかに多い。様々な要因が関係しているが、この増加は少なくとも部分的には、中国の取引所から正式には中国本土に本社を置いていないバイナンスへ投資家がビットコインを移したことに起因している可能性が高い」と同社は述べた。

 ミラー・タバックのチーフ・マーケット・ストラテジストであるマット・マリー氏はブルームバーグに対し、3万ドル割れへの下落は「多くのモメンタム投資家を諦めさせる」ため、「ビットコインが長期的には世界を変えるとしても、短期的に昔に戻れないわけではない」と語った。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bitcoin-dips-below-usd-30-000-10791.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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