市場低迷にもかかわらず暗号資産業界に新たなユニコーン企業が参入

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 ベンチャー資本家は最近の市場急落にもかかわらず、この新興産業全体のさらなる成長を期待して、暗号資産(仮想通貨)分野のインフラに数億ドルの資金を注ぎ込んでいる。

 アジアの暗号資産取引・テクノロジー企業であるAG(アンバー・グループ)は、この流れの最新の一例であり、最も新しい暗号資産ユニコーン企業(プレマネー企業価値が10億ドルに達する企業)である。これに先立ちAGは、チャイナ・ルネサンスが率い、タイガー・ブローカーズ、タイガー・グローバル・マネジメントなどの投資家が新たに参加したシリーズBの資金調達で1億ドルを得ていた。パンテラ・キャピタル、コインベース・ベンチャーズ、ブロックチェーン・ドットコムといった既存投資家もこの投資ラウンドに参加した。

 AGは19年に2800万ドルを調達し企業価値が1億ドルになったと発表していた。

 同社は現在、香港、台北、ソウル、バンクーバーに事務所を構えており、グローバルな事業を拡大し、詳細は明かされていないが新たな「市場ソリューション」を開発する計画を立てている。

 AGの共同創業者でCEO(最高経営責任者)のマイケル・ウー氏によると、同社は現在、現物及びデリバティブ市場において全取引量の2-3%を占めており、累計取引量は21年初めの2500億ドルから倍増し5000億ドルを超えているという。

 ウー氏は、「私たちは創業以来利益を上げている。全ての事業分野で収益が増加しており、21年1月から4月ベースの数字では年換算で5億ドルの収益となっている」と述べた。

 17年創業のAGは、アルゴリズムによるプリンシパル取引、電子値付け、高頻度取引、店頭取引、貸付・借入、デリバティブ、その他の仕組み商品を機関投資家及び個人投資家に提供している。同社によると、20年第3四半期に立ち上げたアンバー・アプリの登録ユーザーは10万人を超えるという。

 同社は、従業員の数は330人を超えており、主にテクノロジー企業と銀行やマーケットメイカーなどの伝統的な金融企業からのさらなる人材追加を今後数カ月内に発表する予定だと述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/cryptoverse-gets-another-unicorn-despite-market-downturn-10761.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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