独規制当局、バイナンスの株式トークンに対する姿勢変えず

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 ドイツ金融市場の規制機関であるBaFin(連邦金融監督庁)は、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが株式トークンへの警告を退けることを求めた抗弁を却下した。株式トークンは、米国の株式市場に上場する企業の株式を表象するトークンだ。

 BaFinは4月、株式トークンが証券法違反に該当する恐れがあると公式ウェブサイトで警告。このような商品については、規制機関が承認する目論見書を提出しなければならないと説明した。

 バイナンスは来週の期日までにBaFinに意向を改めるよう説得するか、トークンの上場を廃止しなければならない。それができない場合は、600万ドルまたは前期年間収益の3%の罰金が科される可能性がある。投資家の損失も補填する必要もあるだろう、とBaFinは警告している。

 ファイナンシャル・タイムズはこの件に詳しい情報筋の発言を伝えている。同人物によると、バイナンスはBaFinに対し、同規制当局は商品の性質を「誤解」しており、警告を取り下げるべきだと説得を図っている。しかし、BaFinは断固たる姿勢を示し、目論見書の提出がなければ「刑事犯罪」とみなされると主張した。

 報道によると、バイナンスはBaFinに対して、株式トークンは第三者のブローカーを介して取引され、別の顧客や取引所に移行されることはないため、「証券にはあたらない」と反論している。

 しかしBaFinはこれに対して、当トークンがバイナンスで取引されている時点で、「トークンは証券または金融投資商品とみなされる」とした。したがって、承認された目論見書を提出しなければならないと結論付けている。

 バイナンスはこの件に関してのコメントは控えるとしたが、「すべての営業拠点において、地元規制当局からの要件に従うよう努めている」と伝えた。

 英国の規制当局もこれに続くかもしれない。レポートにある通り、英国のFCA(金融行動監視機構)は4月、バイナンスの株式トークンの提供を調査していることを公表した。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/german-regulator-refuses-to-budge-in-binance-stock-token-dis-10194.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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