UBRI、アフリカ・UAE・アイスランドで初の大学パートナーを歓迎、CBDC研究が前進

CBDC_132710892_s.jpg

 27日、先進的な大学ブロックチェーン・アクセラレーター・プログラムであるリップルのUBRI(大学ブロックチェーン研究イニシアチブ)は、フィンテックの重要な課題を解決し現実世界におけるブロックチェーンと暗号資産(仮想通貨)のソリューションを発展させるため、ケープタウン大学、レイキャビク大学、ニューヨーク大学アブダビ校を新たに迎え入れた。この3校は、ブロックチェーン研究とフィンテックの新たなユースケースの構築に深く関わっている世界35校以上の大学パートナーに加わった。

 18年に立ち上げられたUBRIは、学部や学生に次世代ハイテク人材の一員として成長するために必要となる技術的ツールとリソースを提供することで、ブロックチェーン業界の前進を後押している。イノベーションと技術的進歩は伝統的に学問の世界から生じてきた。新規カリキュラム、研究と技術的課題の解決、知識の共有、会合を支援することで、UBRIは未来のフィンテック労働力を導いている。

 例えば、ラトガーズ・ロースクールのユーリア・グーセヴァ氏は最近、暗号資産に関する世界の法執行活動に関する調査を行った。オックスフォード大学のサイード・ビジネススクールは「金融とテクノロジーの未来」と題したイニシアチブを立ち上げている。UBRIはこの計画でオープンバンキングとファイナンシャル・ウェルネスのイノベーションに関する博士号研究を支援する。UBRIは現在、18の国々で280件以上の研究プロジェクトと、161講座の新規ないしは修正された教育課程を扱うまでに成長した。

 27日、南アフリカの主要な研究大学であるケープタウン大学は、アフリカの大学パートナーとしては初めてUBRIに参加し、フィンテックの修士・博士課程プログラムを提供することになった。ケープタウン大学は「フィンテックと暗号資産」課程の一環としてコア・オープンペイメント・プロトコルとブロックチェーン技術を教える。この課程についてケープタウン大学は、既存のUBRIパートナーであるオックスフォード大学とMIT(マサチューセッツ工科大学)と協力して指導カリキュラムを開発する。

 ケープタウン大学経済学部の学生は、CBDC(中央銀行発行デジタル通貨)の研究にも力を入れ、相互運用性、金融包摂、安全なデジタルIDといった課題を掘り下げる予定だ。ケープタウン大学准教授で金融技術研究修士のコース・コンビーナーを務めるコ=ピエール・ゲオルク氏は、「世界中の中央銀行は決済インフラを再編するために分散型台帳の利用法を研究しているが、アフリカほどこの研究が重要な場所はない。送金セクターの巨大さと現金の利用コストの高さから、金融サービス部門の革新性を確保するために必要なスキルを育成する大学の活動にこれが助けをもたらしてくれるだろう」と説明した。

 アラブ首長国連邦では初めてのUBRIパートナーであるニューヨーク大学アブダビ校も、シンガポール国立大学、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン、スタンフォード大学、スイス連邦工科大学チューリッヒ校などのCBDCを研究する大学の列に加わる。ニューヨーク大学アブダビ校の社会科学専攻科は、「フィンテック・イノベーション:金融、技術、規制について」や「暗号経済学」といった課程においてデジタル資産の新たなユースケースを探求する。またリップルは、タムキーンが出資しニューヨーク大学アブダビ校が支援するスタートアップ・アクセラレーターであるstartADが開発した、コーポレート・スプリント・アクセラレーター・プログラムに参加することも出来た。UBRIはこのアクセラレーター・プログラムに参加することで、革新的な企業とのパイロットプロジェクトを通じて、世界中のフィンテックおよびブロックチェーン関係スタートアップ企業のアラブ首長国連邦市場への参入と成長を手助けできる。

 startADのマネージング・ディレクターでニューヨーク大学アブダビ校の起業担当バイス・プロボストでもあるラメシュ・ジャガナサン氏は、「ブロックチェーンは、今後数十年の経済成長を推進するデジタルトランスフォーメーションの要だ。実際、世界のブロックチェーン分散型台帳市場の規模は27年までに1372.9億ドルになり、27年には20年比で62.7%成長すると予想されている」「ニューヨーク大学アブダビ校とstartADは、リップルのUBRIのような画期的なイニシアチブや先見性のある政府イニシアチブからの刺激を受けつつ、新技術の研究と現実世界での応用実装の最前線に立つつもりだ」と述べた。

 UBRIによって、レイキャビク大学のような学校はブロックチェーン、暗号資産、フィンテック、デジタル決済に関するイノベーション、技術開発、学術研究をさらに加速させることができる。レイキャビク大学へのUBRIの出資とパートナーシップは、理工学部におけるブロックチェーンを用いた新たな垂直市場とフィンテック応用に関する研究を支援する。レイキャビク大学理工学部の学部長であるギースリ・ヒャルムティッソン博士は、「リップルUBRIとの結びつきにより、実践的環境で研究してきたモデルやサービスの実験への私たちの取り組みは、リップルのグローバルなネットワークと専門的なプラットフォームを利用することで強化される。このことは、学術研究を産業や実践的環境に結びつけるという私たちの目標と一致している」と述べた。

 レイキャビク大学はリップルのアイスランド法人とも緊密に連携している。この法人はアイスランドにおける技術人材を育成するためのリップルの工学ハブの1つとなっている。

 リップルのUBRIと、そのパートナーが如何にして分散型台帳の新規ユースケースを開発しているのかを学びたい方は、ポッドキャスト「ブロックチェーンの全て」を聞いてもらいたい。

(イメージ写真提供:123RF)

https://ripple.com/insights/ubri-welcomes-first-university-partners-in-africa-uae-and-iceland-drives-cbdc-research-forward/

This story originally appeared on Ripple Insights.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて