コインベース、21年内に10億ドル調達の直接上場目指す

coinbase_128209563_s.jpg

 25日、米国大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが、最大10億ドルの調達が可能な直接上場を利用した株式公開に向け登録書を提出した。ティッカーシンボルは「COIN」、ナスダック・グローバル・セレクト・マーケットへの上場を行う。

 コインベースは、SEC(米証券取引委員会)に提出された届出で、20年の認証済みユーザーは4300万人、1カ月当たりに取引を利用したユーザーは280万人であったと述べた。また、100以上の国における7000の機関と11万5000のエコシステムパートナーと協力しているという。

 コインベースによると、12月31日時点、同社プラットフォーム上には900億ドル相当の資産が保有され、登録済みの累計取引高は4560億ドルに達した。

 設立から20年12月31日にかけて、主に手数料による総収入は34億ドルを超えた。20年12月期は、取引関係で得られる収益が純利益の96%を占めていた。

 CEO(最高経営責任者)兼創設者のブライアン・アームストロング氏は目論見書で、「暗号資産業界における値動きを考慮すると、会社の財務状況が不安定であることは十分に予想される。暗号資産の普及に関して長期的な視点で考えているため、不安定さによって我々が動じることはない。収益が高い時に利益を上げることができるだろうし、収益が低い時に損失を出すかもしれない。しかし現在のところ、我々が持つ目標は収入と支出のバランスを保ちながら会社を運営していくことだ。我々の目標を信じ、価格変動にも屈することのない長い付き合いができる投資家を求めている」と述べた。

 コインベースによると、現在15以上のブロックチェーンプロトコルと統合、トレーディングあるいはカストディ(資産管理)サービスで90の暗号資産をサポート、「顧客価値の提案力を強化し、プラットフォーム機能を向上させてきた」複数のサブスクリプション製品・サービスも提供している。

 同社は「個人投資家は今、あらゆる商品を利用し始めている。20年の4四半期にわたり、個人投資家の平均21%が、四半期あたりに少なくとも1つの非投資商品を利用している」と伝えた。

 コインベースは、サブスクリプション製品・サービスから安定した収益を確保することを目指しており、いずれは総収入の大部分を占めることになると考えている。同製品・サービスによる収益に関して、19年から20年までの年間成長率は126%だった。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/coinbase-announces-usd-1b-direct-listing-9346.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて