コロナ禍の韓国でブロックチェーンを活用したカラオケがブーム

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 新型コロナウイルス感染症拡大を背景にしたロックダウン(都市封鎖)と政府が実施した社会的接触の制限は、韓国でブロックチェーン(BC)を活用したエンターテインメントアプリの目覚ましい成長を後押ししている。トークン・ドリブン型カラオケ、映画プラットフォームなどがそのようなアプリだ。

 ファイナンシャルニュースによれば、サムシングというブロックチェーンをベースにしたアプリのユーザーベースは過去6カ月で2倍以上に増加し、ユーザー数は40万人を超えた。韓国語でノレバンと言う個人向け歌唱室は同国で極めて人気が高く、友人や同僚のグループが仕事の後で集まってストレスを発散している。

 だが、韓国では5人以上の集まりが禁止されており、ノレバンのような店舗はウイルスの拡散を阻止するために閉鎖が命じられている。毎日経済新聞によると、歌唱室は今回の危機によって最も大きな被害を受けたビジネスのひとつであり、パンデミックの結果、韓国全土で少なくとも2137店のノレバンが閉店している。

 しかしながら、韓国人はカラオケへの情熱を全く失っていないようで、サムシングは大手TVネットワークのニュース放送で取り上げられたことをうまく活かした。

 サムシングでは、アマチュアの歌い手がお気に入りの曲に合わせて歌い、自分の成果をスマートフォンアプリを通じてアップロードできる。優れたパフォーマンスを残したより活動的なユーザーや歌い手は、仲間のユーザーからブロックチェーンを活用したトークン報酬を受け取ることが期待できる。送る方は友人や仲間のユーザーへの贈り物としてコインを送ることを選択できる。

 またファイナンシャルニュースは、ミルクという旅行を中心にしたブロックチェーンプラットフォームについても報じた。ミルクのユーザー数は20年10月に11万人を超え、過去3カ月でそれを2倍以上に増やした。ミルクは本の購入に使えるトークンを利用しており、このトークンはデパートメントストアと電子商取引の大手企業である新世界百貨店でギフト券と交換することも可能だ。

 ミルクトークンは、ブロックチェーンと暗号資産(仮想通貨)に熱心な旅行業のユニコーン企業ヤノルジャが運営するコインとも交換が可能だ。ヤノルジャも同じく健康危機にもかかわず繁盛している。

 大規模な商業的旅行や海外休暇は韓国人にとってまだ選択肢にはないが、多くの韓国人は国内の目的地への控えめな家族旅行をしたり私用ペンションを借りたりすることを望んでおり、同時にその予約を確保するためにヤノルジャコインや、ミルク、またミルクコインを使っている。

 また、映画館は閉まったままだが、映画ファンはムービーブロックという名称のサービスに目を向けている。このサービスで映画製作者は作品を紹介でき、同時にユーザーはレビュー執筆や映画の評価、字幕の提供によってトークンを獲得できる。このプロジェクトが発行するムービーブロックトークンはビッサムのような国内の大手暗号資産取引所に上場されている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/blockchain-powered-karaoke-booms-in-south-korea-as-coronavir-9233.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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