ビル・ゲイツ出資のBC、AI、ビッグデータによる対ウイルスアプリ公開

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 コロナウイルスのパンデミックに対抗するため、ブロックチェーン(BC)を含めたインダストリー4.0の全技術を相互に連携して用いる必要があるかもしれない。AI(人工知能)、ビッグデータ、BC技術を備えた新アプリが韓国で展開されることで、この仮説が試される可能性がある。

 ビル・ゲイツ氏と妻のメリンダ氏による資金提供を受けた韓国の携帯電話会社にしてインターネットプロバイダーのKTは、SHINE(次期パンデミック保健情報研究)という名のBCを活用したアプリを立ち上げたとしている。同社によれば、このアプリは研究者向けの情報を収集し、AI、BC、ビッグデータ主導の取り組みを強化し感染性の強い病気と戦う医療従事者に重要な見識を提供するために使うことができるとされる。

 このプロジェクトは半年以上をかけて準備されてきた。20年4月、KTはビル&メリンダ・ゲイツ財団との提携を発表した。韓国の保健衛生および医療IT分野の関係団体複数もこのアプリに関わっている。高麗大学校医療センター、韓国科学技術情報研究院、そして健康観察ソフトに特化したスマートフォンアプリ開発会社モバイル・ドクターなどだ。また、医療関係者からブロックチェーン事業家に転身した人物が運営するBC会社メディブロックもこれに参加している。

 KTとゲイツ財団はこのプロジェクトのためにそれぞれ550万ドルを出資したが、今これが実を結ぼうとしているようだ。韓国経済新聞によれば、このアプリは医療関係者やユーザーに、コロナウイルスだけではなく、発熱や高体温や頭痛や止まらない咳などのインフルエンザ様症状を引き起こす他の感染性疾患の現在のリスクレベルを知らせることができる。

 このアプリはOneStore、アップルのAppStore、およびKTが運営するウェブサイトで一般ダウンロードが開始されている。また同社は、データ提供に同意したユーザーは最大18ドルのギフトカードを受け取ることができると述べている。

 両団体は、このアプリが高麗大学校の4つの附属病院で行われる複数の大規模な医療試験でも使われることになると述べており、医師がAIとブロックチェーン技術を利用して感染症の伝播パターンを予見する予測モデルを検討するために同病院の医師が行う臨床試験のデータ収集にも関与するだろうとした。

 ゲイツ財団の担当者は、「低所得世帯」にKTの「最先端ソリューション」の使用を提供することによって「感染症への備えと対応力を強化する」と述べた。

 この開発は政府からの支援を得る可能性も大きい。ソウル市はこれまで、韓国がコロナウイルスのパンデミックに対抗すると共にその経済的影響を軽減するためインダストリー4.0を活用したソリューションを用いることを支持してきた。文在寅大統領が発案した数十億ドル規模の「デジタル・ニューディール」は、特に非接触型ITソリューションの分野で、BCとインダストリー4.0関連の技術進歩に資金提供を行う包括的なアプローチを強調してきた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/bill-gates-backed-blockchain-ai-and-big-data-powered-virus-f-8999.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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