英資産運用会社ルッファーの代表がビットコインに投資する理由を説明

ビットコイン(BTC)は法定通貨が暴落した際に持つべき通貨という金の地位をますます脅かしている、と英国に拠点を置くルッファー・インベスト・カンパニーの会長を務めるジョナサン・ルッファー氏は述べ、ビットコインに投資を行う根本的な理由を説明した。
「私たちはビットコインの危険性について十分な評価を行った。ビットコインを長期間にわたって観察してきたが、私たちはビットコインをテクノロジーと金(ゴールド)の利点を混ぜた唯一無二の新たな価値の貯蔵手段とみなしている」とルッファー氏は最も最近に公開されたインベストメント・レビューの中で述べている。報道されているように、ルッファー社は資産の約2.5%である550万ポンド(748万ドル)をビットコインに投資している。
ルッファー氏はビットコインは「見たところ非合理的な資産である」ことを認めている。
「しかし、世界に関する私たちの見方にとっては意味をなしている資産である」とルッファー氏は付け加えている。
ルッファー氏は現在の投資環境を以下のように表現している。
・「私たちはインフレーション、それも大きなインフレーションが迫っていると考えている」
・「世界の通貨はより多くの通貨の発行によって価値を傷つけられる危険に瀕している」
・「あまりに大きすぎて、支配的である成長企業は長期金利の上昇を補うのに十分な利益を素早く獲得できないだろう。そのような企業の評価は投資家が未来の利益に多くの資金を投資するのに積極的でなくなった際に下がるだろう」
一方で、ルッファー社にとって重要なのはビットコインに投資する時期であった。
「私たちは20年11月は早すぎないと考えた。同時に、もしもう少し待てば、後の価格推移によって決断を下すのが遅すぎたことが明らかになるかもしれないとも考えた。従って、私たちはビットコインに投資を行った」とルッファー氏は述べている。
ルッファー氏によれば、上述のインベストメント・レビューの執筆時点において、参入価格はそれまでルッファー氏にとって有利なものであったように見えるが「それは実際は重要なことではない」。
「私たちは顧客に安全性を提供し続けるというビジネスを行っており、ビットコインがわずかながらも役割を果たしていることに慎重ではあるが満足している」とルッファー氏は結論づけている。
この記事の公開時点(協定世界時で12日午後12時43分)で、ビットコインの価格は3万5192ドルであり、11日より約1%、前の週より11%上昇している。また、この価格は20年12月と比べると85%、20年1月と比べると340%上昇している。
(イメージ写真提供:123RF)
https://cryptonews.com/news/ruffer-reveals-why-they-poured-gbp-550m-in-non-sensical-beas-8875.htm
This story originally appeared on cryptonews.com.
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