韓国で複数の暗号資産取引所がオーダーブック共有停止に備える

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 韓国の複数の暗号資産(仮想通貨)取引所が、21年の早いうちに効力を発揮する暗号資産新法の発布に備えて、海外取引所とのオーダーブック共有のためのポリシーを停止している。

 改正金融法が3月に施行され、これまで規制がなかった取引所の事業手法を変質させることになる。銀行業に関連した複数の規制とともに、修正法は以下の点を特記している。

 「暗号資産提供者は、協定を結んだ他の暗号資産提供者の顧客との(トークン)取引を顧客に許可してはならない」

 しかしながら、国際取引所とのオーダーブック共有は韓国の取引所の間で一般的な慣行である。さらに、頭痛の種であるこの規制は、多数の小規模取引所に存続そのものを思案させている数多くの問題のひとつに過ぎない。

 他の取引所は法改正に先んじて動くことを決断し、オーダーブック共有契約を20年のうちに終了した。

 メディアのDecenterによれば、28日、取引所アプロビットはプラットフォームのビットフィネックスとの間に結んだオーダーブック共有ポリシーを取り下げたと発表した。ただし、アプロビットはビットフィネックスとの事業協力は他の形で継続していくと主張した。

 フオビ・コリアもまた、新法に従って親会社であるフオビ・グローバルとのオーダーブック共有を取りやめる予定だとした。

 しかしながら、他の取引所はこの方針にそこまで乗り気ではなく、むしろ韓国ブロックチェーン協会のような組織が新法に対する法的申し立てや後発修正に向けたロビー活動に備える間、時を待つ方を好んでいるようだ。協会とその著名なメンバーは、新法が国内取引所の取引に不公平な制限を加えるものだと考えていると思われる。

 Decenterは、取引所フライビットを運営する韓国デジタル取引所の広報担当者の話として、同社が「オーダーブック共有が問題となった場合にはそれを停止する計画を準備している」としつつも、規制を撤回させるための協会の取り組みの結果が得られるまで待ちたいと述べた、と伝えた。

 フライビットは現在、国際取引所大手のバイナンスとの間にオーダーブック共有契約を結んでいる。

 一部の取引所は、海外の取引所やそのオーダーブックに関する契約を取りやめずとも、適切な銀行業の慣行を遵守できると考えているため、オーダーブック共有の禁止には意味がないと主張している。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/south-korean-crypto-exchanges-prepare-for-order-book-share-s-8739.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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