採掘大手ノリリスク・ニッケル、初のBC活用金属トークンを発行

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 パラジウム、高純度ニッケルの生産において世界最大手のロシアの金属採鉱会社ノリリスク・ニッケルは、商品のトークン化に向けた計画を開始した。データ・マイニング(採掘)関係の国際的企業2社と協力して、金属と連動したBC(ブロックチェーン)活用のデジタル通貨を発行する予定だ。

 公式発表によると、ロシア人億万長者のウラジーミル・ポターニン氏が代表を務めるノリリスク・ニッケルは、ルクセンブルクの採掘会社Traxysとベルギーの資材技術会社Umicoreが新たに設立された「グローバル・パラジウム・ファンド」を世界で初めて利用すると発表した。両社ともノリリスク・ニッケルと長期的な提携を結んでいる。

 ノリリスク・ニッケルは、「多くの世界的投資家」から支援を受けているAtomyzeトークン化プラットフォームを用いて「デジタル・インストルメント」と呼ばれるトークンを発行したと伝えた。

 同社は20年、ロシア中央銀行から規制関連の承認を受けてトークン化に向けた活動を開始させた。ロシアのある政治家は先日、デジタル資産関連の法律が21年1月に施行されるが、それに向けて「多数の」ロシア企業が「ステーブルコイン」を含む「トークン」を発行する準備を終えていると発言した。

 ノリリスク・ニッケルは、同社初となるトークンは採掘されたパラジウム、コバルト、銅と連動していると伝えた。その他金属も間もなく追加されるという。

 Atomyzeプラットフォームはスイスのフィンテック企業Tokentrustが運営、ハイパーレジャー・ファブリックのBCネットワークを活用している。

 発表にはTraxys社長のアラン・ドクター氏の発言が引用されている。同氏は、新たなトークン化プラットフォームは「産業資材市場に革命をもたらすことができる」と述べた。

 また、ノリリスク・ニッケルの販売・流通部門部長のアントン・ベルリン氏は「我々は市場取引をデジタル化することで新たな基準を構築している。トークンはAtomyzeプラットフォームのグローバル・パラジウム・ファンドで発行されるが、これによってノリリスク・ニッケルの商品を効率的かつ透明性の高い方法で消費者の元へ届けることができる」と述べた。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/mining-giant-nornickel-issues-first-blockchain-powered-metal-8705.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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