韓国の証券取引所が暗号資産関連株を調査

korea_145978039_s.jpg

 韓国の証券取引所運営主体である韓国取引所(KRX)は、暗号資産(仮想通貨)業界とつながりを持つ上場企業の値動きが激しかった数週間を経て、暗号資産関連株の監視を強化することになった。

 韓国の暗号資産取引所はいずれもまだ株式を公開していないが、暗号資産会社を自社のポートフォリオに持つ複数の企業がKRXに上場している。ここ数週間、暗号資産価格の急騰と並行してこれらの企業の株価が急上昇していた。

 通信社の聯合ニュースによれば、KRXの市場監視委員会は、11月30日から12月4日までの期間に暗号資産関連とバイオ関連(保健衛生、ワクチン、非接触医療など)分野の上場企業に対し合計で56回もの警告が発せられたことを受けて、これから両分野の株式の「精査」を開始することになった。

 KRXには2500社以上の株式が上場されており、その時価総額は14億ドル(約1460億円)を超える。本社は釜山にあるが、市場監視業務の拠点はいずれも首都ソウルに置かれている。

 市場監視当局である同委員会は、新型コロナウイルスのワクチンが画期的進展を遂げビットコイン(BTC)価格が市場を浮揚させる中で、両分野の株式が先ごろ値上がりしたときに不誠実なトレーダーや企業幹部らが不当な利益を上げようとした、と考えているようだ。

 同委員会は不公正な取引警告の例を一部提示した。その1つが匿名の上場企業の幹部集団が関わった事例だ。幹部らは、暗号資産関連事業立ち上げに関する(不正確とされる)情報がオンラインに出回った直後に、転換社債を転換し売却したものと考えられている。

 暗号資産事業とつながりを持つ企業少なくとも6社がこの監視下に置かれている。同委員会は違反企業に制裁や罰金を科せるほか、上場を廃止する権限もある。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/korea-exchange-to-scrutinize-crypto-related-stocks-foul-play-8564.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

ランキングページ
ビットコイン詳細ページ
イーサ詳細ページ
XRP詳細ページ
ICOレーティングについて