リップル社がCBDC関連業務の人材を募集

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 XRP(XRP)を管理する米国のブロックチェーン大手リップル社は、中央銀行関係業務のシニア・ディレクターを募集する求人広告を投稿した。これは同社が近い将来にXRPレジャーにおけるCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)関連のイニシアチブへの注力をさらに高めることを計画していることを示す最も明白な証拠だ。

 求人広告の中で同社は、理想的な候補者として「中央銀行と関わる際のリップルの戦略を策定および指導し、世界中の中央銀行員と関係を構築し教示を与えられる」ような人材を挙げている。

 新たに雇用された人物は「プロジェクトを構築および展開するための中央銀行とのパートナーシップを確保し管理する責任を負う」ことになる。リップルはさらに次のように書いている。

 「採用者はCBDCの未来をはじめとしたデジタル資産とブロックチェーン技術と中央銀行が交差する分野において、リップルの業界ソートリーダーとしての役割を果たすことになります」

 カリフォルニアの本社を置く同社は、技術系エンタープライズセールスや帳簿管理で専門的経験を10年以上積んでおり、大手金融機関または中央銀行との取引実績がある人物を雇用したいとしている。

 同社はまた、世界的な営業経験や、中央銀行の代表者や重要人物との間に強固なネットワークがあれば加点されるとしている。

 新たに雇用された人物は「カンファレンス、メディア取材、ブログの署名記事、ソーシャルメディアへの投稿などを通じて定期的に発信を行う」ことや他の重要な利害関係者と接触することで「CBDCの広報およびソートリーダー」として振る舞うことになる。同社はこの人物が「CBDCに関して影響力を持つ主要業界団体へのリップルの参加」を主導することにもなるとしている。

 リップルはこれまでに、今も続くCBDCの開発とその流通においてリップルが確保したい役割に対して強い関心を育ててきた。バハマとカンボジアの2カ国では既に本格的なCBDCが立ち上げられており、中国のような巨大経済国もこれに続こうとしている。

 リップルのCTO(最高技術責任者)であるデイビット・シュワルツ氏は、この話題についてカリフォルニア州バークリーでのイベントで行った講演のために準備したメモを最近共有した。

 同氏はこのメモに、CBDCは国内決済をより迅速かつ信頼でき低コストなものに変えられるものの、「良好な国内決済なくして良好な国際決済はあり得ない」と書いている。

 同氏はさらに、CBDCの流通はほぼ確実に仲介者(銀行、ウォレット、フィンテック会社など)を介して行われるだろうとした。

 同氏は「ハブにひとつのネットワークが存在する場合、そのネットワークは『全員が自分たちのやり方で』という発想ではなく、相互運用性を備えた役割のために構築される必要がある。壁ではなく、ブリッジ(橋)を基盤としなければならない。XRPとXRPレジャーは明確にこのような役割のために構築されたものだ」と述べた。

 同氏によればXRPレジャーは、中立のネイティブ資産であるXRPと、CBDC、ステーブルコイン、他の決済ネットワークおよび他の資産種類を繋ぐブリッジとなる「発行資産」双方の取引を行うことを目的として構築されたという。

 しかしながら、消費者への接続性提供については今なお多くのCBDC発行モデルが必要なものを欠いていることから、「CBDCは現代の国際決済をこれほど困難なものにしてきた『ラストワンマイル』問題を解決しないだろう」と同氏は主張した。

 同氏は「XRPレジャーが世界中全ての決済を処理することは不可能であり、私は『単一ネットワーク』というソリューションを提案しているのではない。それは全くもって非現実的だ。人々は異なるものを望んでおり、異なる問題を抱えている。しかし、XRPは迅速な国際決済の1ピースを提供するハブ、ないしは柱となることが可能だ」と述べた。

 記事執筆時(協定世界時12時15分)、XRPは1XRP=0.62ドルで取引されており、1日で28%、1週間で108%値上がりしている。

(イメージ写真提供:123RF)

https://cryptonews.com/news/ripple-seeks-new-hire-to-bolster-xrp-and-cbdc-ties-8407.htm

This story originally appeared on cryptonews.com.

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